ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
[140381hit]

■音楽って言葉で説明したらつまんないよねー……
mixiや「原案帳#26」http://blog.livedoor.jp/jackies/に書いた記事の途中つまらない説明をしたところを削除したけど、いちおうもったいないのでこっちに残しておきます。

-----------------------------------

新曲できた!(って8月後半に書いたのと同じですが)

それを、ためしに録音してみました。

ハモれるバースデイ・ソングです。
タイトルは、検索に引っかかりやすいように(悪)そのまんま『Happy Birthday To You!』、例の「はっぴばぁすでー、とぅーゆぅー、はっぴばぁすでー、とぅーゆぅー……」っていう有名な曲と全く同じ。(※タイトルは「パクり」というか著作権法違反にはなりません!短くなければいけないのに「同じじゃダメ」ということにしてしまったら、使える言葉がどんどんなくなっていってしまうから)
昔は、たとえば松本伊代さんの『センチメンタル・ジャーニー』というタイトルを見て「あら、この子シブい歌歌えるんだー」と勘違いしてからがっかりしたこともあって、けっこう「有名曲と同じタイトルで気を引く(→今では『検索に引っかかりやすくする』)」というのは大嫌いでしたが、誰も彼もがやってるのを見ているうちに、逆に言えばこれってなかなか「有効な手」なのかな、と思い直すようになりました。
大人になった、というか、汚れた、というか、たくましくなった、というか……そんなこと気にしてるようじゃ、わたしもまだまだ大人じゃないわよね。

曲はもう、覚えていられないくらいカンタン!(ってそれでいーのか!?(笑)
いーんです、その場でハモれれば。

わたしがこの曲でやりたいのは、とにかく「誰かのお誕生日をハモってお祝いする」ということ。

いえ、別に誰でも知ってる『はっぴばぁすでー、とぅーゆぅー』でもふつうにハモれます。
でも、日本人、斉唱しかしないんだもん。つまんない。

……以下、2000字くらいぐだぐだ書いたけれど、しらけるので削除。(どんなことを書いたかというと、上に「パクりじゃない」って書いたのと似たようなこと)

-----------------------------------以下、削除した部分(「2000字」は適当)

っていうか、斉唱というよりわたしは「ユニゾン」として捉えてしまっているようで、それにはやっぱりそれなりに「ぴったり合っている」ことが要求されるわけです。
むしろハモったほうがいいような声質の人まで無理やりユニゾンで歌うのを聞くのが、どっちかというと苦手なんです。

もちろん、ユニゾンの素晴らしさもあります。すごい感動的なことだってあります。

でも、たとえば『はっぴばぁすでー、とぅーゆぅー』だったら、アメリカかヨーロッパの田舎みたいに「毎週日曜日は教会で賛美歌の合唱してるから」とかいって、(はっきり言ってかなりテキトーだし合ってないことも少なくない)ハモりを誰かが必ず入れている、とかいうほうがステキじゃないですか。

なので、わたしはわたしの「文化」として、『はっぴばぁすでー、とぅーゆぅー』は必ずハモることにしています。
そうすることで、わたしならではの「お祝い」をしてあげることができると思うからです。

でも、……できれば、あと一人か二人、別のパートでハモってくれる人がいたらなぁー、と思うんだけど、……ってわたし欲張りすぎ?……なかなかそういうことしてくれる人なんか、いないんです。

わたしは、日本人の「ハモらない性質」に、ちょっとイライラしています。
欧米だけじゃなくて、アフリカでも太平洋でも、別に何か高級な音楽性とかじゃなくて、人が何人も一緒に歌えば、ハモるのは当たり前なんです。
理由があります。
同じ歌を歌っても、人によって音域が違うんだから、全くのユニゾンで歌うのは、人によっては酷いことになってしまうことだってあるんです。
(だからこそ日本人には歌うことに対するコンプレックスのある人も多い)
他の人と同じ高さで歌えなければ、高さは違うけれどそれなりに聞けるメロディーで歌っちゃえばいいじゃん!……それがハモりなんです。
そういう、ごくごく人間として当たり前のところから発生してきたものなので、世界中どこに行っても見つかるわけです。

[5]続きを読む

09月04日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る