ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■[mixi]にこう書いた
(以下引用)--------------------------
揚げ足取りとか身元不明とかはどうでもいいと思うのですが、少なくともトピ主の問題提起:

・債務減らしても、その政府が潤うだけで、貧困は無くならない
・債権を無くすと、更に武器を買う。そうしてもっと人が死ぬ。
・紛争をなくすこと、武器供与をなくすことが大事。ホワイトバンドは全くそのことに触れていない。
・人口が急増しており、食糧問題が深刻。授産制限が必要なのが現状。世界では三秒に9人産まれています。
・日本が資金を貸し付けるのは、相手国の自立を促すため。
・例え物資を送っても、貧困は無くならない。権力者が独占するだけ。北朝鮮が良い例。
・何回か物資が送られると、それが当たり前だと思ってしまい、働かなくなる。

にちゃんとした答えを出す必要はありますよね。
(何人かの方がちゃんと向き合って解答を出そうとコメントしてくださっていますけれど、かなり多くの人たちが「反対するなら来るな」「議論を避けるな」という「入り口」の議論しかしていないように見えます)

わたしも実は特に「人口爆発」についてあまり楽観的ではない考え方しかできません。
たとえこのキャンペーンが良い方向に「だけ」展開して「3秒に1人」の命を救うことができたとしても、その子どもたちが大きくなったら自らが「多すぎる」ことのせいで武力衝突していく。
もちろん「殺しあうために生き延びて育つ」子ばかりではないでしょうけれど、人口爆発が深刻になればなるほど殺しあう動機も強くなっていくのは当然なのです。
きれいごとではありません。
まさに「生きるか死ぬか」「自分が生き延びるためには他の誰かを殺すしかない」という極限状況に、「数が多い」というだけのことで陥っていくのです。

わたしにとっては、そこでアメリカやイギリスが暗躍することも、解決の見出せない「人口爆発」の副産物でしかないじゃないか、と見えてしまいます。

もちろん「多すぎるのなら死ねばいい」とか「戦争で減るのならちょうど良い」とかいう、あまりにも非人間的な答えを導き出したいわけではありません。
けれども、救った命が平和に共存していけるためにどうすればいいのか?ということについては、わたしには今のところ満足できる答えが見えないのです。
この問題意識はWBの更に向こう側のことだろうと思うけれど、決して目をそらさずに直面しなければならない問題であることに変わりはないと思います。

現状では、わたしの中で矛盾したままになっています。
・死んでいく赤ちゃんが救われるのなら、救いたい。(=WB)
・人口爆発を一刻も早く、しかし決して戦争などの手段に訴えずに、抑えてほしい。(「〜ほしい」じゃなくて自分にできることがあればぜひしたい)
この二つが両立するような答えを見出せた時、わたしは何の疑いもなく誇りを持ってホワイトバンドを腕につけ、高く掲げることができるようになるでしょう。
--------------------------(以上引用)
09月12日(月)
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