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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■メモ 改め 「煙草を止める」ということ
これ、いいかも。
禁煙セラピー

……と思ってサイトを見てみたら、なんか胡散臭い商売みたい?
まあ「4万5千円」という金額が「半年分の煙草代」だと言われれば、本当に止められるなら確かに高いとは言えないだろう。

でも、イギリス人だかアメリカ人だか知らないけど外人が言ってる言葉以前に、わたしは歌手の八代亜紀がほぼ同じようなやり方で禁煙した話を聞いたことがある。
「八代さんはどうして禁煙できたんですか?」
と問われて、八代さんはまるで「わたし頭悪いけど」みたいな口調で
「だって、煙草って毒なんでしょう?」
と素朴に答えていたシーンは、確かなんてことない昼のワイドショーでちらっと見ただけだったのに、なぜかずーっと忘れられずに頭に残っている。
もしかしたらその記憶のおかげでわたしも止めることができたのかもしれない。

わたしは偶然の力に助けられて煙草を止めることができてラッキーだった。
本当に止めるまでは、ほとんど本気で止めようとも思っていなかった。
自分の喫煙で周囲にどれほど迷惑をかけていたのか、気が付くようになったのはここ数年。
(もしかしたらホルモンバランスの変化のせいで敏感になってしまったのかもしれない)

うう〜〜〜〜、どうしよう。
今日はずっとこのことで頭が空回りしている。

↑にリンク貼ったサイトでは、どうやら「煙草の害をいくら言っても無駄」と言ってるらしい。
言われてみると、確かにそんな気も。
『北風と太陽』なのかも。
わたしが「煙草はよくないから止めたほうがいい」などといくら言っても、吸いたい人は止めはしないだろうし。

でも、どうでもいい人には別にお好きなように、と思うけれど、大切に思っている人だとどうしても「わかってほしい」という気がしてしまう。
この「わかってほしい」ってあんがい曲者なんだけど。
だから直接にはもう言わないようにしよう、と思っているんだけど、ついつい。

ああ〜〜〜〜〜〜、辛い。

「差別」なんかじゃないのに。
(そう思われるのはすごく悔しい)

ただ、わたしの体が嫌がるだけなのに。

彼が気を遣ってくれているのは、ものすごく嬉しい。
彼のやさしさを改めて感じて、とってもありがたい。

けれど、けれど。

ああ、このアンビバレントな思い。



「気にしなけりゃいいのに」
――まったく、ほんとにそうよね。
05月12日(木)
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