ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■Survival
『少年への性的虐待』を読んでいて、自分にあてはまることがとても多いのに驚かされている。
わたしがトランスした動機の、全てではなくても少なくとも一つは「虐待を受けた」から、と言えるのではないか。

笑えない話だけれど、父も母も生きていなくてよかった。
彼らがもしもまだ生きていたら、わたしは「あなたたちのせいでわたしはこうなったんだ」と喚いてしまう衝動に、勝てなかったかもしれない。

確かにわたしは父親から言葉を中心とした虐待にあっていたと思うし、母親からも変わった愛され方をしたと思う。
(あ、念のため、わたしは親から性的な虐待を受けたことはない)

でも、それらの過去はもはや「過去」でしかなく、今のわたしは今のわたしをより良く生きていけるようにするしかない。
過去を足がかりにしてステップアップしていきたいとは思うけれど、過去に囚われたままでいるわけにはいかない。

とはいえ、わたしは一度、自分の受けた虐待や暴力(実はどうもいろいろあったらしい)と、しっかり向き合って「捉え直し」をしなければいけないようだ。

だって、そうしないと、どうやら人から見れば「不可解な」としか言えないような独特の問題ある人間関係の作り方に、わたしは気づくこともなければ変えることもできないみたいなんだもん(ため息)
04月24日(日)
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