ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■少しずつ、再生(?)
あるHPのBBSの中であるスレ見たら、少し楽になった。
「生きているだけでいいんだ」
週に15時間働いていたのを19時間に増やそうとしただけで壊れてしまうのも、今は仕方ない。
なんでわたしがこんなに生きる力をなくしてしまったのか、それはこっちや別サイトにいろいろ書いてるけれど、実は原因をいくら求めてもそれでもう一度力がつくようになるわけではない。
かといって、原因なんかどうだっていいんだ、やってみればできるんだ、と自分を励ましてちょっとずつ、本当にそーっとそーっと増やしていっただけなのに、耐え切れなくて壊れてしまうことだってある。
今回が、そう。
せっかくわたしの力を見込んで、仕事を増やしてくれたのに、それに答えようとしたらそれだけであっという間にまるで「反作用」のように何もできなくなってしまった。
わたしには何よりそれがショックだった。
けれど、仕方ない。
今のわたしは、どうも「そういう人」になってしまっているのだ。
「怠け者」
「人生の落伍者」
「人の足を引っ張る困り者」
「裏切り者」
「人間としてはもう終わってる」
……と、これらは人に言われたのではなく、ぜんぶわたしの頭の中に渦巻いている言葉。
確かに、仕事に行けなくなってしまったことは、信頼を「裏切る」ことにもなるし「人の足を引っ張る」ことにもなる。
それにはそれなりに償いをしなくてはならない。
けれども、わたし自身がいくらそれを罪と捉えていても、そのせいで償いすらできないのではもうどうしようもない。
迷惑をかける人たちには本当に申し訳ないけれど、わたしにとってはこれは仕方のないことなのだ。
「仕方ないで済まされると思っているのか。反省しろ、どうしてくれるんだ!!」
という声が、まだわたしの中にわだかまっている。
でも、今わたしがいちばんやらなくてはならないことは、わたしを責めるそういう声と戦って、いや、戦わずに、気にしないようにすることだ。
叱責の声を、できるだけ聞かないようにすることだ。
たぶん、本当に叱責を受けたら、わたしはもしかしたら自殺未遂のようなこともしてしまうかもしれない。
今日、実際にそれを考えた。
ただ、いつも言っているように、わたしは「決して自分から死ぬ勇気なんかない人間」なので、実行することはまずない、と信じているけれど。
死にたい、と思いながらぐじぐじと死んでるんだか生きてるんだかわからないでいるよりも、(実態はほとんど変わりはしないにせよ)「生きているだけまし」と思いながらぐだぐだしているほうが、ずっといい。
少なくとも、生きている気はするから。
あれ? 同じことを繰り返して言ってるだけじゃん、これじゃ。
本当に、本当に、わたしの罪悪感は大きい。
たとえ電話して謝っても、そんなことでこの罪悪感は消えたりしない。
だって、実害出してるんだもん。
人の時間を盗み、信頼を盗み、気持ちを裏切った。
どうしても取り返すことはできない。
いくら謝っても、なくなったりはしないじゃん。
でも、それをきっちり背負うことは、今のわたしには無理だと思う。
せめて罪悪感を少しでも減らして、現実に起きている実害を少しでも減らす努力ができるようにするしかない。
それで、いい。
それでも「少しはまし」だから。
わたしは、生きる。
死なない。
……ただ、ねえ。
体がものすごく衰えてしまった。
信じられないほど太っちゃったし。
体脂肪率30%越えちゃったんだよ。
足腰が弱っていて歩く気がしなくなってるし。
家事一つするのも嫌になってしまってるし。
そうやって、生き物として弱っていきているのが、恨めしい。
まあ、それなりに年取ってきたので、仕方ないのかもしれないけれど。
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手塚治虫『ブッダ』、お師匠さまから借りていたのを、今日一気に読んだ。
素直に感動した。
いろいろ考えた。
各巻の巻末についた「解説」を、そうそうたる面々が書いているのがまた面白かった。
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01月23日(日)
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