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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■声高らかに 〜ftm日本10周年記念フェスティバル〜
★1・ftm日本10周年記念フェスティバル
★2・今月のライブスケジュール
★1・ftm日本10周年記念フェスティバル
声高らかに〜ftm日本10周年記念フェスティバル〜
日時:2004年8月1日(日) 開場12:30 開演13:00
場所:音楽の友ホール
東京都新宿区神楽坂6−30
電話03-3135-2115(場所の問い合わせのみ)入場料:1000円出演:zion wind community
トランス☆プロジェクト
敦賀ひろき
Jackie
Matthews<一沙>NPO法人タートルエイト・平和創造文化事業部
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「性同一性障害」という言葉も定まっていなかった1994年7月2日、「FTM日本」という、当事者・支援者・研究者向けの交流誌が、アメリカで女性から男性への性別適合手術(いわゆる性転換手術)を済ませて帰国していた虎井まさ衛とういライターによって、創刊されました。インターネットが普及していなかった時代ですから、手作りのそのミニコミ誌は、数少ない情報源として重宝されたものです。そして現在のような情報過多の時代になってさえも、おかげさまで廃刊にもならずに続いており、とうとうこの夏で十周年を迎えました。その長い日々には性同一性障害を巡る動向にも目覚しいものがあり、今年七月には、ごうごう戸籍上の性別変更を一部の当事者に可能にする法律が施行されました。本日その十年の流れを広く祝う場で、地道な活動を続けている当事者アーティストの存在を世に知らしめるために、当事者本人が中心になったり参加したりしている団体に演奏・演技をお願いし、その才能をみなさまにご披露することを企画致しました。
未来へ向けてのエネルギーを感じていただければと思います。
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……というわけで、8月1日に出演させていただきました。
★わたしにとって、この体験は大きな意味を持っていると思います。
なんていうか、自分のやり方は(決してそれに胡座をかいてはいけないと思うけど)間違っていなかったんだ、と思えるのです。
音楽的な実力が伴わず、ただ「ほんわか〜」としていればやさしい音楽活動、というわけではない。
でも、お客さんと舞台上の距離を、できるだけ縮めることができれば。
そう思ってやってきたことが、一定の成果をあげることにつながった、と思います。
とは言ってもね。
毎回毎回同じ曲目じゃあ、いずれつきあってくれているお客さんたちも飽きてしまうだろうから、これからがむしろ大変。
がんばらなくちゃ。……無理にがんばるのはできないので、自分を豊かに広げていきたい、という意味で。
★あと、音楽を通じて人と関わることについても、今回はとても貴重な経験ができました。
決して一人きりではない、という気づきもあったし、反省すべきところも多々ありました。
この体験を、ぜひこれからの音楽活動に生かしていきたい、と思います。
聞きに来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
これからも精一杯、わたしにできることをやってがんばっていきたい、と思います。
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★2・今月のライブスケジュール
ところで、これからが実はすごいことになってしまっている:
★8月11日(水)ライブハウスSunashにて
★8月13日(金)ギャラリーやまぼうしにて
(納涼ライブ!)
★8月15日(日)同じくギャラリーやまぼうしにて
(独自ライブ:「八月十五日によせて」)←まあ、お盆とか終戦とかにちなんだ歌を歌ってみたい、ということで……
★8月25日(水)いつものEXPERIENCEにて、アコースティックライブ
(まあ、やまぼうしなんかとは違う選曲でいきます)
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08月01日(日)
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