ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■派遣会社に登録…… 「危険なファンタジー」
★1・危険なファンタジー
★2・行ってきました
★3・ったく……
★4・「私怨」
★1・危険なファンタジー
今日、派遣会社へ登録に行きます。
なのに、今[6:05 02/12/03]。
こんな時間に目を覚ましてどないすんねん?
しかも、某HPの掲示板にこんなこと書いてるし。
(あ、しまった↑ぜんぜん「某」じゃないじゃん(^^;
「If He Is Raped http://www.comcarry.net/~genbu/」です)
以下転載---------------------------------
ファンタジーと現実の「連鎖」 アウィズム - 2002/12/03(Tue) 02:07 No.1802
(一部略) 私もセクシャル・マイノリティで、トランスセクシュアル、しかも「MtF(男性から女性へ)」で、今は女性として生活しています。
自分が女性だと認識しているのになんで男性の性被害のHPによく来るのかといわれれば、私にとって(晴れて女性に戻れてからはともかく)私の受けた性被害は「男の子として」のものだったからです。
それで……
**以下、直接的な性に関わる表現が多く出てくるので、フラバ注意です**
うまく言い表せないのですけれど、××さんが取り上げている「雑誌の劇画のこと」と、○○さんがおっしゃっている
>暴力的なファンタジーが蔓延した結果、現実がファンタジーの暴力に食い荒らされる
ということ、私も思い当たるところがあります。
あまりにも危険で「被害者」にとって大きなダメージを及ぼすような内容でも、それがファンタジーとなってしまった人にとっては、とりあえず「性的な興奮・快楽・満足」を得るための道具となってしまうことってあるのでは。
その人にとっては、どんなに他人に被害を及ぼすものであっても、性的な満足感を得るためにはそのための危険な行為をするしかなくなる。
そしたら、今度はその被害者が、「被害の自覚がない」ことから、同じようなファンタジーにのめり込んでいく。
これは、恐ろしい「ファンタジーの連鎖」なのではないでしょうか。
実を言うと、私自身もまさに上に述べたような「ファンタジー」があって、結果的には知らないうちに「逃れた」けれど、もしも逃れることができなかったら間違いなく「犯罪」としか呼べないような状況に陥ってしまったかもしれない、という経験があるのです。
危険なファンタジーから逃れられずに犯罪にまで突き進んでしまう人が現実にいるとすれば、その人はなんと不幸なんだろう、と思ってしまいます。
(現在では、そうした「加害者」を罰することはあっても、加害者を危険なファンタジーから救い出すケアは、おそらく全く考えられていないのではないでしょうか)
もちろん、被害に遭った人は、その人自身が新たに「危険なファンタジーの連鎖」に走ってしまう危険も含めて、出来る限り手厚くケアしなければならないのも当然だと思います。
(あと、私はつい「連鎖」を強調してしまうところがありますが、周囲から何のケアもなければ絶対に連鎖してしまう、というようなつもりではありません。被害者の人間的な成長の中で、自然に危険なファンタジーから離れることのできる人だっている、と信じています)
正直なところ「こんなこと書いていいのか」とも思うし、私はまたしても「自罰癖」を発揮してしまっているのか、とも思います。
けれど、私も↑で他の人たちが触れている「ファンタジー」の載っている雑誌とか、見たことがあるので…… ああ、そうか、私自身が少々フラバっているのかもしれませんね。
こんなことを書いたのを読んで気分が悪くなってしまった人がいたら、本当に申し訳ないことです。
けれど、この問題は意外と奥深いのではないでしょうか。
---------------------------------以上転載
……それにしても。
私にはなんと多くの「向き合わなくてはならない過去」があるのだろう。
ほんと、「sigh(サイ、と読んで意味は『ため息』)……」
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