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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■風の音にぞ……
★1・風の音にぞ……
★1・風の音にぞ……
めくるめくような日々が過ぎた。
山のペンションまで、往復約90kmは、私が車を運転して行ったのだった。
昨夜は、とうとうお芝居の練習も休んでしまった(クヤシイ)
お店にも用事があったけど、
けっきょく寝倒してしまった(ま、これは次の日でも充分(^^;)
……で。
朝、まるで生まれ変わったような気がするほどしっかり睡眠をとって
目が覚めると。
風が涼しい。
ハムエッグと味噌汁(?)の香り。
(これは、父が朝起きだして来た時の「しるし」だった……)
実はこれ、Fくんが自分で作ったのだった。
私にとっての「今年の夏」が終わったんだな、と思った。
それにしても、私はまるで現在の自分の体力の限界を測りでもするかのように
「やりたいことを、選択せずにぜんぶやってしまう」ということをやってのけた。
ライブ+お店+ペンション。
このことは、私にとって一つの自信になった、と思う。
私の「夏の収穫」かもしれない。
……
こうやって自信たっぷりに書くと、なんだか自慢でもしているみたいだけれど、
たいしたことをやったわけじゃないのは自分でもわかってるから。
お店のかつての同僚から電話があって、ちょっとお昼でもどう、
とのこと。
ちょっときついので、それはバイトの後で。
秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
……えっと、誰だっけ?
(私は短歌の作者をほとんど覚えてない……(-_-;)
でも、確かにそんな歌を思い出してしまうような、そんな朝なのです。
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P.S.
一つだけ、後悔。
あまりにもハードなスケジュールだったので、
薬を1回か2回、飲みそこなってしまったのでした。
こうやって文章が書けるのは、もしかしたらそのせいかも。
(って、いいのか!? >文章を書くには薬はいらないっていうこと!?
それはそれで困るけれど、最近はすっかりHPの更新作業もする気になれない、という(-_-;)
08月21日(水)
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