ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■朝の夢 ネスケとか キリ番
★1・朝の夢
★2・↑よりもっと早い時間の夢
★3・断片集(ネスケとか検索システムとか……)
★4・やだっ、自分でキリ番ゲットなんて(^^;(1800番ゲットォ!)

★1・朝の夢
起き抜けに夢を見た。
一昨年……じゃなくてさき一昨年の暮れ以来、ときどきそういうことがある。
内容は夢なので荒唐無稽、というか設定もストーリーも破綻しているけど、
妙に意味深いような気がするのだった。
今回も三本立てだよ(^^;其の壱・其の弐・其の参
・其の壱
私が目を覚ますと、まだ8時頃だった。
それで、母に
「これくらいの時間に起きれば、まだふだんなら出かける時間に間に合うでしょ?」
と言うと、母は
「うーん、ちょっと間に合わないかなー?」
と言って笑った。
母の姿は異様に若く、つんつるてんのワンピースを着て、
落ち着きがない。
顔立ちも母とは別人のようで……
っていうか、本当に母とは別人の顔だったような気が。
でも、それじゃあいったい誰?
・其の弐
私がなかなか起きられずにいると、
俳優の岡田真澄氏がなぜかベッドサイドに現れ、
何か話していった。
たぶん私が「作家になりたい」とか言ったような気がするけれど、
そしたら岡田氏は
「あなたにとってすばらしい小説とは?」
とかなんとか尋ねてきた。
初め私はあんまり面白くもない答えをしたけれど、
岡田氏が
「小説の味わいは『毒』ですね」
と言うので、私が
「ああ、『読(どく)は毒』、っていうことですね」
と答えて、手元の新聞にメモするつもりで毛筆で書きつけた。
なんだか夢だということに気が付いたらしく、
私はこのできごとを覚えておかなくちゃ、と思った。
それで、岡田氏に
「失礼ですけれど、あなたは『岡田真澄』さんですよね?」
と確認したら、
「そうですよ」
と笑って答え、さっきの新聞紙に、とてもゆっくりとていねいに、
私から毛筆を受け取ってサインをしてくれた。
最初、筆を逆さに持ってサインしようとして
書けないのに気づいて持ち替えたとき、岡田氏が左利きなのに気がついた。
持ち替えた毛筆は、なぜか朱になっていた。
岡田氏は(というより「も」)とても若々しく、
前に私が持っていた印象のように、ジョージ・ハリスンそっくりだった。
(でも後から思い出すと、やっぱり岡田真澄氏は岡田氏で、
ジョージ・ハリスンのそっくりさんとはいえない。
あと、そういえば「左利き」かどうかも定かではないわ。
あくまで夢の中での「思い込み」。
でも、私は若い頃にそういう印象を持ってしまったのだった。
……あ、そういえば、私、ああいうタイプってすごく憧れちゃうかも?!
……うう、今ごろ気づいた。きゃあ、恥ずかし(#^^#))
・其の参
私が近所を歩いていると、
そのへんの中学生が3人、私のほうを見てにやにやしている。
ちらっと見て、かまわないから無視して行こうと思ったけど、
視界の片隅にメモのようなものが見えて、それに見入ってしまった。
「会津里花、実は……」
というようなことを、メモを見て言う者があった。
私は「あーあ」と思い、その場を離れた。
でも、なぜか職業柄「勉強、がんばりなよ」というようなことを
「声かけ」してしまった。(私は塾教師、というか「教室長」だったことがあるから)
中学生たちは案の定、にやにやしたままその場を離れていったけど、
それでも中の一人がちょっとまじめな顔で「うん、がんばる」というような
アイキャッチを返してくれて、なんだかほっとした。
(この夢は、その前か後にまだなんだかその中学の校庭裏を
通り抜けた、とかなんとかいう続きがあったはず……
でも、もうよく覚えていない)
話が夢のそのまんまなので
(といっても、ある人が「絶対に脚色して思い出している」と言っていたような気がするけど)
はっきり言って笑うしかない……ていうか笑うことさえできないような内容だけど、
書いてしまうことができるのって、なんとなく「すっきり」な気分だ。

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01月09日(水)
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