ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
[152927hit]
■
★08.28-1・ゆうせんの「ニューエイジ・ミュージック」
★08.28-2・「荒井由美」と「椎名林檎」、ほか
★08.28-1・ゆうせんの「ニューエイジ・ミュージック」
at 2000 08/28 04:41 編集
音楽ネタ。
うち、(仕事してないくせに)「ゆうせん」が入っています。
だって、FMラジオ、今度こそよく聞こえるところに引っ越したと思ったのに、建物の構造か、近所の工場のせいか、やっぱりよく聞こえないんだもん(-_-;;; もうっ
で、ふつうは「NHK−FM」聞きながらここの原稿書いていることが多いのですが、たまーに他のチャンネルに浮気します。
っていうか、飽きると暫くNHKには帰らずに、あっちこっちのチャンネルで遊びます。
「ワンタッチ選局」は:
C−28 NHK−FM(地元地方局)
A−13 ジャズスタンダード
B−31 JAZZ;モダン
(そうです、私はジャズが大好きです)
B−23 ザ・ビートルズ
(アップル4人組も大好きです…けれど、最近はギアがなかなか合わないようです)
C−17 SOUND OF SIESTA
(私のお部屋が「本質的に汚い」ということを忘れさせてくれます)
D− 4 海からのメッセージ(クジラ、イルカの声)
(けっこう安らぎます)
H−26 アイリッシュBGM
(きっとそれ風の居酒屋なんかでかけてるんだろうなあ)
I− 8 BBC Learning English
(イギリス英語なら聞き取れます)
で、ブックマークはつけてないけれど、かなりお気に入りなのが:
C−20 ニューエイジ・ミュージック
です。
このチャンネルは、ひとことで言えば「アコースティック中心、以前は『環境音楽』とか言われていた、穏やかな音楽」、っていうところでしょうか。
ところで。
この「C−20」を聞いていて、ときどき複雑な気持ちになってしまいます。
だって、ストリングスとピアノで構成されたゆったりした曲で、私が関わったのとそっくりな曲が何曲かあるんだもん。
厳密に言えば、私が作ったわけではなくて、……あれ? 説明が必要? (実はここからが、やっと本題(^^;)
大学卒業した私ですが、就職する気になれなくて、その後さらに東京にある「専門学校」へ「1年間」通いました。(だから、たぶん「学校法人」ではなかったのでしょう)
そこはそこでとても良いところだったのですが、説明していると長くなるので、とりあえず「録音実習にサザンオールスターズも使っているスタジオを使用した」ということだけ言っておきます(だからどうした?)。
さて、その学校には、私は同じ大学の友人と一緒に行くことにしました。
まあ、その、つまり、つるんでいた、というか、私が「金魚のフン」状態だったのですけど。
専門学校に行き始める前、1年先に東京に出てきていた友人が劇団を立ち上げる(?というより、1回こっきりの劇団を組む)というので、「音楽・音響」でお手伝いしたんですね。
「本」は「夏の夜の夢」。
音楽は全曲オリジナル。
私と友人で半分ずつ(確か4、5曲ずつだったと思う)
で、「客入れ〜オープニング」の曲を、私の友人が作りました。できる限り思いつくままに、できる限り「解決しないコード進行で」ピアノでを弾いていったのです。
彼が紡いで行く音を、私はできるだけクリアーに、やや硬質なくらい澄んだ音で録ろうと、マイクセッティングしてテープを回しました。
演奏の面では、私は確か、シンセサイザーで彼の作ったコードを上乗せするのとシンセベースを入れるのを担当しました。
それに、彼が高音域の金属的な音で「クリシェ」のようなラインを入れて、完成です。
その曲も含めて、「劇音楽」をぜんぶ任されて創った経験が嬉しくて、その後何年もの間、その曲集は私自身の「お気に入り」でした。
耳の中に、いつでもその音が蘇ってくるほど、何回も何回も聞きました。
……で、ね。
「C−20」を聞くと、ほとんど同じ音色の音楽が、聞こえてくるのよー。
コード進行は違うんだけど……。
「クリシェ」の入れ方までおんなじじゃないのっ?!
私は、ちょっとわくわくしてしまう想像をします。
[5]続きを読む
08月28日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る