ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■はー、すっきりした(笑)
そうやって、素敵な男の「匂い」を堪能していた私は、ふっと気が付いた。

もしかしたら、匂いだけじゃなくて、男性性に司られるほかのいろんなことも、
こんなふうに「整った状態」にできるのではないか。

たとえば「攻撃性」>良い意味での「積極性」とか。
たとえば「性欲」>「代償」か「昇華」かわかんないけど(by S.Freud)「創造性(想像性でも)」とか。

匂いについては、たぶん無自覚な男が多いのだろうけれど、
「暴力」とか「性欲」とかに対しては無自覚ではいられないだろう。
意識的にコントロールすること。
なんとなくじゃなくて、はっきりと「男性性を上手に調整する」、というかたちで自覚的に取り組むこと。
それが、もしかしたら
「男を磨く」
ということなのかもしれない。
しっかり磨いた男に出会いたいな……♪♪♪♪♪

★終わりに
……
なあんだ。
きわめてあったりまえの結論になってしまった。
でも、こうした「宿命」ともいえる「男性だからこそ意識的なコントロールが必要なこと」って、
もしかしたら「母親」からでは教わりにくいのかもしれない。
なぜなら、母親の属する「女性」には、そんなわけのわからない「コントロール」を必要とするような
「オプション」
がないから。
自分の内面的な体験とかでは、決して語れないことだから。
(これだけで終わると、純女さんやFtMから強烈な反論を浴びそうだし、書きながら気になっているので;
女性には「生理」「妊娠・出産」とか、女性特有の体形とか、更には「更年期障害」とか、
「オプション」ともいえる現象がいくらでもある。
でも、たぶん「更年期障害」以外は or それも含めて、そうした「現象」はそれが起きるだけで
「自覚的な対処」を必要とするだろう。
その対処作業や、その前段階の教育で、
「女性性」についての「コントロール」は内面的な部分に届くほど教えられるのでは?
それに比べて「男性性」については、あんがい「放置」されているような気がするのだ。
いろいろな面で、「男性」「女性」は「非対称」の存在だ。
それは、たとえば冗談でしか言われないけど
「男性にも生理休暇を!」という主張がいかにばかげているかを見れば明らかだ。
「生理休暇」って言うのなら、家で1日中オナニーしてるわけ?)

私はここから先はまだ不勉強なので、これ以上は立ち入ることをやめるけれど、
今言ったような場面で
「父親」
の存在が必要なのかもしれない。
ただし、これも念のため言っておくけれど、
「父親」は決して「遺伝子提供者」とか「法律上の配偶者」とかで
自動的に決まるのではないと思う。
しつこいようだけど、「自覚的・意識的」に「父親」またはそういう機能を果たす存在であろうとする、
そういう人でなければならないし、逆に実はそういう人なら誰でもいい。
男である必要すら、ないかもしれない。
「男」という、
「扱いにくいオプション」
について自覚的・意識的に取り組んでいる人であり、
男の子に「男性性」、もっと言えば「男を磨く」ことを教えようという責任感と意欲がある人なら、誰でもいいのだ。
女性でも。
あるいは、それ以外の性でも。

(私は降りた……っていうか、強制的に降ろされたけどね;これを「未練」という。
ふっ、おバカ……)

……やっぱ、わかりにくかった?
それ以前に、長すぎた?
まあ、これからもちょっとずつ、お勉強していきまーす。m(._.)m

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11月03日(土)
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