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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■感想「目を閉じて抱いて」 「夏の約束」
「というか」という言い方で、人の気持ちの「揺らぎ」みたいなもの、とっても上手に表していると思う。
(私は「なぁんて」で真似したけど、失敗(^^; 表すほどの「揺らぎ」じゃなかったから)
もう一つは、セリフの表記。
きちんと分析できてるわけではないけれど、「〜」で改行してあるときとないとき、それから、地の文の続きがそのままセリフになっている場合(英語では確か「描出話法」なんて呼んでましたよね?>銀河さん)と完全な間接話法、それらがセリフの途中でも切り替わったりしてるの。
それが、なぜか、その人がそのセリフを口にしたときの様子や気持ちに、ぴったりに思えて仕方ないの。ぜんぶ。
すっごくさりげなさそうに書いているので、けっこう気づかずに通り過ぎている個所がある。
でも、もしかしたら、藤野さんは「気づかずに通り過ぎる」こと自体を狙って書いているのかもしれない。
うがちすぎかもしれないけれど、そういうのをT’s用語(^^;で「パス」っていうのよね。
最後は「内輪受け」?
私の文章は「他人の感想の感想」っていうところがかなりあるけれど(できるだけ出典は明らかにしたつもりだけれど)、みなさんは私の思い込みの激しい文章を読んでどう思いましたか?
「感想の感想の感想」、もらえたらうれしいなーっと♪ ……(^^;
あっ、でも、作品をまだ読んでないのに、ついついここまで来てしまった人、もしもいたら、この下らない文章のことはすっかり忘れて、本文を読んでね。
ぜひ、ご自分で味わって下さいな。
「ソッとくる」感じを。
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02月10日(木)
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