ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■「119」=ライブ=投票日!!
霊長類=サルは大半が群れを作るが、その何割かは同種で殺しあう争いをする性質を持っている一方、それを回避する行動をとる種もいる。
どちらもその種の性質として、たぶん本能的に与えられたものだ。
人間は、どうやらそのことを「知って」「選択する」能力を与えられているらしい)
政治の中で「どうしても戦争をしなければいけない時」というものがあるのかもしれないけれど、それは「最悪の選択」でしかない。
それを決断した政治家は、勝っても負けても戦争を起こしたことを恥じて辞任する、失脚する、罪を問われる、そういうことが必ず行われなければいけないと思う。
それが国際社会でごく当然の「常識」となるよう、世界中に対して求めていきたいのだ。
(今のアメリカ人の多くにとって、こんな考え方は「非常識」もいいところだろう:
「誰がおまえを守ってくれるんだ? 世の中にはおまえの命を脅かす悪人が必ずいるというのに」)
このことを考えるとき、わたしはいつもわたしの父親を思い出す。
父が求めていた「理想社会」も、きっと今わたしが述べたのと同じようなものだったに違いないと思う。
父がそういう発想をしてから今までにだいたい60〜70年。
わたしが引き継いでから20年。
更に50年や100年かかってもいいから、人類が
「戦争は人間の本質かもしれない。でも、人間性にかけてあえてそれを起こさない」
という叡智ある常識を身につけた世界を目指していきたい。
もちろん、実現するのに、今の世界の実情から考えて100年や200年の継続的努力が必要なのは、ある意味当然のことだと思う。
イスラエルは決して罰せられないし、ブッシュも罪に問われたりはしないだろう。
それとも……?
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10月27日(月)
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