ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■小金井フォーラムつづき 愛するということ
元の書き込みをされた方が、どうか安全を保てる状態になっていることを
心からお祈りします。
元加害者 より

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【某掲示板に投稿した内容】
Re: 回復と感情 ***(ちょっと事情があって伏せます)** - 2002/11/11(Mon) 11:41 No.1678


こんにちは。
ちょっとヘンなことしますけれど、私が他のスレで書いたこと:

以下コピペ---------------------------------
被害者が自分のされていることを「性的な侵入」だとわかっていなければ、
加害者は平気で性暴力を繰り返すでしょう。

同様に、加害者が自分のしている(した)ことを「犯罪にあたる行為」であるとわかっていなければ、
「ちょっとやばいことしてる」とは思っても
「ちょっとやばいどころか、これは犯罪なのだ」
とは思えないので、やはり同じような性暴力・性的侵入を繰り返すでしょう。

被害者が全員加害者に転化するわけではないし、
被害者が全員何度も同じ性被害に遭うわけでもないでしょう。

でも、転化や再犯を防ぐには、やはり「性的侵入・性暴力・性虐待」が「犯罪行為」なのだ、
という認知が必要だと思います。

自分が過去にしたことが、まさか「犯罪」だったなんて、
気づきたくもないことですけれど……
気づかなければ、いつ再犯してもおかしくないでしょう。
なので、とても辛いけれど、自分のしたことの「意味」を正しく認識する努力を、
遅ればせながらしています。
---------------------------------以上コピペ

というわけで、被害者はちゃんと怒る気持ちを回復すべきだし、
加害者はちゃんと反省するべきなのです。
どちらが欠けても、性暴力被害はなくならず、
ずるずるとはっきりしない「感情の原初の海」の中で曖昧なまま
連鎖していってしまうのかもしれない、と思います。

私、極端なこと言ってるのかなあ?

-----------------------以上、いろいろなところへの投稿
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★2・愛する、ということ
@ケータイ[14:50]、でも自宅(何やっとるんじゃ、私(-_-;)

私が愛する人。

過去に私が「男になりたい」と思って努力し、それをまるで自分のことのようにささえてくれようとした人。
元パートナー。

過去の私は確かに、「夫」としてこの人を愛し、その事実と気持ちは、永久に変わることがない。

私が元パートナーとの間に授かった、二人の「夫婦」としての愛の証としてこの世に生まれた、私の子。

この子が生まれ、生き、私が父親として精一杯の愛情を抱き、…
確かにこの愛は、もはや本人に注ぐことはできなくても、
この事実と気持ちは、永遠に変わらない。

私が死んでしまっても、この子が生きている限り、…
いや、家族が全員死に絶えたとしても、この気持ちは永遠に、事実として残るのだ。

そうして。

私が未来を共に生きたい、と切実に思える人。
この人と私は、まだ知り合ったばかりだ。
私は、恥ずかしいことかもしれないけれど、
「一目惚れ」などというのは恋愛に対して絶望していない、
人生がまだ七割とか八割とか残っている人たちのお話、と思っていた。

でも、私にも同じことが起きるなんて。
私はまだこれから、幸せを求めて生きていって、いいんだ。

そう思ったら、突然、私の目の前の風景が、
まるで重たい緞帳をバサーッ!と大きな音を立てて落としたかのように、
一変したのだ。

まるで、大気の明るさも、
風の爽やかさも、
何もかもが、
私を祝福してくれているみたいだ。

そうして、私は気付く。
緞帳が下りていた間は、私のもとには
陽が射していなかったのだ、とも。

私は今、間違いなく、この世界に生きている。

#「ったく、あいづのアホ、彼氏ができたくらいで色ボケしやがって」
#と、毒づく声が聞こえてくるようだ…

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11月11日(月)
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