ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■(サボり気味) 私の好きな花 看護婦さん
「本人はOLのつもりなのに、会社にとってはできの悪い営業社員」
という状態になってから……つまり結婚する前後からは、
こちらもとてもじゃないけど
0時前に送っていったり
1時すぎ(だと思っていたら3時頃まで待たされたこともあった)に
病院の前に車を止めてずっと待っていたり……
はできなくなりました、さすがに。
> 自分の受け持ちの患者さんが交代の時間に病状が悪化してても
> それにひきずられることなく、自分の時間をすごせないと
> 看護婦は勤まらないって。
> 実は、ナイチンゲールもすごい厳しい人だったそうです。
厳しすぎて全てを支配しないと気がすまなくなっちゃう、とか……
根が優しいタイプだと、もしかしたら「過剰適応」してしまうのかも。
> いちいち誰かが死んだとめそめそしてたら勤まりませんわな。
ときどき(主に準夜勤=夕方から深夜までの時間帯に勤務=が終わって)
車に乗り込んできて
「どこでもいいから走って」
と言われて、ふと気がついたら隣の県まで走ってたこと、あったっけ……
18年くらい前のことだけど
> 私の友人(男)が以前は看護婦=白衣の天使幻想を持ってたのですが
……
> ま、幻想にひたれる人は幸せではないかと。
(追記:なんか「看護婦さん=白衣の天使に優しくしてもらうボクちゃん」って
幻想持つ男の子とかヲヤヂとか、多いらしいですね。
私には理解できないし、ちょっと「ゲロ」な気分になります。
「私の奥さん、看護婦なんですよ」とか言うと、スケベそうな顔して
「いいねえー」とか言ってくる同僚とか、
貿易の時も予備校の時もいたけど、
言われたときには意味がわからず、後になってからようやく理解できて、
おぞましい気分になることがありました)
確かに、そんな幻想なんか持ってるヒマありませんでしたね。
私自身は(主に父親の方針で……って、
別に「なんとかの箱舟」じゃないですよ!)
病院とか行ったことなかったので、
看護婦さんに憧れることもあんまりなかったので
(白衣がカッコイイと思ったし、着てみたいと思ったり
そういう仕事ができたら、と思ったりしたことはあったけど)
(↑って、しっかり憧れとるやんけー!!>自分)
元パと交流する中で、現実の看護婦さんのことを
いろいろ聞かされたのは、貴重な体験だったと思います。
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で。
(ここからは掲示板に書いてないこと)
元パの勤めていた病院は「循環器」が「得意」だったのですね。
心臓とか、肺とか。
どうしても「生きるか死ぬか」みたいな人がよく来るので、
「集中治療室」がとても充実していたらしく、
若くて元気でやる気たっぷりの看護婦さんを充てていたそうです。
ところがところが。
どうにか集中治療室を出て、後はちょっと時間をかけて様子を見る……
(でも「生きるか死ぬか」の状態なのは変わらない)
そのための「一般病棟」は、循環器系でも
あんまり人が充てられなくて、
回復しきれずにシテってしまう(「シテ」は病院用語で「死」のことらしいです……
って、あんまり書いちゃいけないのよね、こういうことは。
でも「隠語を使わなくてはならない」って、とても危険な世界のような気がする)
そういう人をたくさん見させられる状況の中で
必ずしも「元気いっぱい、やる気まんまん」ともいえないような
看護婦さんが不足気味に充てられて……
元パは私が貿易会社で出張ばっかりさせられてた頃に
私と張り合うように仕事してたけど、
意地で辞めずにがんばった挙句に
ヒラの看護婦なのに、看護婦名簿では「婦長さんのすぐ次」に載るほどの
「古株」になってしまいました。
それって循環器病棟に配属されてから、僅か1年ほどしかたってなかったのに。
あ。
このお話。
前にも書いた。
しかも、なんで私は今でも元パのこと、自慢したりするんだろう?
循環器にいた頃の元パの疲れた顔を思い出します。
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04月08日(月)
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