ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
[152924hit]

■はー、すっきりした(笑)
私は受けました;結論まともに聞かせてもらえなかったけど(苦笑;))
っていか、できるだけ理解しないでください。(←むしろ反論歓迎)

そうして、そんな自分と同じような「性衝動」を持っているらしい
他人の「男性的な性欲」も、私は「気持ち悪い」と思っていたのだった。
たまに何かで「比べっこ」だの「飛ばしっこ」だのという話を聞いたことがあるけれど、
私は決してそういうのに加わりたくない、と思ってしまっていた。
(今はたとえ望んでも加わることなんかできない体だけど)
何で自分がレイプされるところ、人に見せなくちゃならないのよ?


で。
これで話が終わりだと、目新しいのは私の「暴力」や「性欲」についてのカムアウトだけで、
人にいっそう嫌われて終わりだけど、
私は人に嫌ってほしくてこんな長文をぐたぐた書いているわけじゃない。
むしろ、こうやって自分の「男性性嫌悪」について、ここまで正直に書くことができるのは、
私自身が
男性性と和解
してもいいのかな、と思うからだ。

★私の「男性性との和解」方針(案)
なんじゃそりゃ(-_-;その2↑
注6:あ、でも、勘違いしないでほしいけれど、
だから私は「トランス」を諦めて元の男に戻ります、とかいうことじゃありませんよ!
私は自分の「男性性」という「事故」を、それで引き起こしてしまった過去の暴力とかは別として
「仕方のなかったこと」として受け入れようとしているだけです。
今さら「男に戻る」なんてできるはずないし、
戻れって言うのは死ねっていうのと同じことです、今でも、やっぱり!
私を殺さないでね!>「法律」さん)
注7:(も一つうざいけど、ごちゃごちゃと言い訳。
「男に戻る」ということに対しては、今でもまだびくびくしています、私。
だって、長いこと信じ込んで生きてきたから、全身に染み付いているもん、
「おまえはこんな体に生まれてしまったんだから、女になることはできない」
っていう思い込み)

和解の鍵、キーワードは、最初のほうに書いた

「男は、扱いにくいオプション」

という見方、ニュアンス、そんな感じ、だ。
とっても漠然としているけど。
まだ、うまく言葉にならないけど。
「扱いにくい」って言っても、「扱えない」ってわけじゃないでしょ?
私が「男性性嫌悪」とか言って攻撃していたのは、あたかも男性性というものが
「扱いようのない危険物(たとえば核兵器みたいな?!)」
だ、という思い込みがあるからだ。
完全廃絶しなければ世界に平和は訪れない、みたいな(笑)

ええっと……
何から書こうかな……

そうそう、唐突だけど、私はNHのお店で働いて、とてもトクしたな、と思うことがある。
それは、「本当のタイトル」として挙げた
「オトコのニオイ」だ。
もちろん、お風呂に入ってないとかいうのは論外にクサいけど、
どうやら昨夜か今朝、ちゃんとお湯を浴びたんだな、というような人でも
「ああ、素敵♪ 『匂の宮』かしら『薫の君』かしら♪♪♪」
というような「男の匂い」を発する人が、たまーーーーにいるのだ。

念のため、香水の匂いとかじゃない。
強いて言えば「頭髪の臭い」に近いけれど、決してクサくないのだ。
ぐえええ、って感じの「Mr.アブラギッチ」もいるけれど、
それと似た感じの「男臭さ」なのに、とってもよく整った香りになってしまっている人。

これは、ホルモンバランスが変わって「オトコのニオイ」に敏感になっていた私にとって、
とても大きな発見であり、喜びだった。
(もしくは単なるヘンタイ、とも言うかも(-_-;)

まさか自分で自分の男臭さをコントロールできる人がいるとも思えない、
っていうか、コントロールするタイプのにおいじゃないと思うので(笑)、
(といっても、誓って言うけど、何か「えっち」なニオイのことじゃないからね!!)
そういう人の「香り」っていったいどういうことなのかな、と不思議ですらある。


[5]続きを読む

11月03日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る