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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■寅午との戦い(?!)
私はこんなに敏感なのよ。
なのに、いちばん愛するあなたは、私の体を愛してくれたことなんか、一度だってなかったのよ。
あなたはただ、待っていただけ。私のほうから尽くすのを。

こんな年齢になって初めて、こんなに自分の体の感覚がわかるなんて……
悔しいとも、悲しいともつかない、よくわからない感情に打たれて、私は泣いていた。
グレゴリオ聖歌は、いつしかクラシックギターの音に切り替わっていた。
その心地よい音の中、私はひとり、胸をもてあそびながら、泣いていた。

弟は、昨日と今日、出張でいない。

……

なんか、やーーね。中年の主婦の「こっそり打ち明けます・私の秘密手記」みたいで。
「女性セブン」とか「週刊女性」とか。
ま、しょうがないか。
立場も年齢も、似たようなもんだし。
人はね、自分で思っている以上に立場や環境に振り回されて自分の思考とか考えとかが決められてしまうものなのよ。

と、さらにひとりごちてしまうのでした。

★弟いなくてさびしいやらほっとするやら。
なんで「ほっとする」のかしらね。
ま、離れて暮らした期間が長かったし、それ以前も通った学校とかぜんぜん違うし。
生活の仕方がとてもかけ離れていて、お互いにすごく気を使ってるのよね、ふだん。
っていうか、これ、けっこう大きな問題なのかも。
いつのまにか、ほとんど「民族が違う」のでは?! と言いたくなるほど違っちゃってるじゃん(-_-;
ううーーん……

(なんだかよくわからなくなりつつ、さらに思考は続く……)


そうそう、追記……:
もしかしたら未だにわかってない人もいるかもしれないので、念のため;
「寅午」=「トラウマ」です。
ここに書いていることの大半が、私の「トラウマ」に関わることだし、
そのトラウマから脱却できたり、
『残神』のジェルミみたいにトラウマと緩やかにお付き合いすることができるようになれば、
私はこうやっていつまでもぐだぐだと愚にもつかないことを書き散らす必要もなくなるかもしれないのです。

ただ、惜しむらくは、じょうずに扱えばお金になるのに、もったいないことしてるなあ、という気もします。

「人の不幸は蜜の味」っていうでしょ?
私の「不幸」を、たんと召し上がれ。うふふ……
(壊れた)

 
2001.11.02-3・Christianity

ブッシュがキリスト教徒なら、私は洗礼を捨てる。
殺すことをも赦すのがキリスト教か。
だったら、キリスト教なんて、いらない。
イスラム教と同じ穴の狢ではないか。
もしも一億人のアメリカ人に、この言葉を正しく訳して伝えたら、8800万人が
「それは違う。報復は正しい」
と答えるのか。
とてもそうは思えない。
「仕方がない」
と、大半の人が答えるのでは。

私に対して
「Transsexual is sin.」
と断言したアメリカ人は、
「Revenge war is sin too?」
と尋ねたら、なんて答えるだろう。
それは正義だから赦される、とでも?
正義のために人の命まで奪うことは、それこそ神にしか許されない行為なのではないのか。

今、おそらく多くのアメリカ人が、合衆国政府の起こしている「報復戦争」を「正しい行為」として認識しているであろうことを、私は強い恐怖とともに、危惧する。


こんなことを言う私が、けっきょくは「目糞、鼻糞を哄う」ということでしかない、というのも、いちおう踏まえている。
だから、私はこういうことを書いて自分を貶めてしまうのが、
たまらなく、恥ずかしい。

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11月02日(金)
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