ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■(こっちへ移動)中森明菜のこと 「父」のこと
と思ったのが、今でも強い印象として残っています。
で、その「変わった子」というのは、私の自己イメージにもつながります。
変わった子で、素顔を見せると誰にも相手をしてもらえない。
だから、どんどん演技を磨く。
(私の場合、それは「音楽」です。
音楽やってる限り、私は「男のフリ」だってできるし、
だいいち演奏中に「男」も「女」もないでしょう?)
……なんかものすごくとりとめなくなってしまったけれど、
紅白で久しぶりに彼女を見て
(そのちょっと前にラジオで彼女のおしゃべりを聞いて
「あ、この子、まだこんなに自己評価低いのか」と
ちょっとショックだった)
その思いに駆られて、こんなこと書いています。
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★2・父よ……
上で転載した掲示板に、こんなことも書きました:
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>よく「母親は娘を手足の延長のように感じる」というけれど
やっぱり、母親にとって「自分の体から出てきた(≒自分の体の一部)」という感覚が
どうしても捨てきれないのでしょうか。
子どもが生まれてからも、夫から愛され、サポートされている状態が保てれば
割とスムーズに「子離れ」できるのかなあ、なんて気がします。
(うちは過去の話ですが、父親まで「子離れ」できない人だったので、
まるで父と母の間で引っ張りっこされてるみたいでした。
母だけじゃなく、父までが「妻よりも子を愛す」みたいな態度で、
思うとおりにならないと、母に対して「おまえのせいだ」と叱りつけるのです。
で、二人からべたべた干渉されてるうちに、私は自分自身というものが
どっかに行ってしまったのでした……
お正月からすごい不謹慎な言い方ですけれど、
二人とも死んでくれて、ようやく
「二人は天国で仲良くしてるんだ」
と思えるようになり、そこから私は「ほんとうの自分」、
それはたぶん「女」もしくは「男でも女でもない」そういうありのままの自分に
なれるような気がしてきました)
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(>「男でも女でもない」
という書き方をしたけれど、
もしかしたら逆に「男でも女でもある」というのが「本音」かもしれません)
更に、こんな自己レスしました。
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また自己レス(多重投稿ごめんなさい) 投稿者:じゃっきー@…… 投稿日: 1月 5日(日)11時55分35秒
>子どもが生まれてからも、夫から愛され、サポートされている状態が保てれば
>割とスムーズに「子離れ」できるのかなあ、なんて気がします。
サルの社会を見てると、まじでそんな気がします。
主に大人のオスが「子殺し」をする種がいくつかあるけれど、
それってある意味「母子の癒着を断ち切る」ということの
ものすごく残酷ではっきりした現れかも、と思います。
というのは、大人のオスが子育て中のメスと交尾したいと思った時、
そのメスが育てている子どもを殺してしまうと
メスは再び発情するので、オスはそのメスと交尾できるのです。
私は、「残酷」と書いたけれど、それを必ずしも「悪いこと」のようには思いません。
それはその種にとって、種の保存を保つための「最良の選択」なのでしょう。
たまたま人間の価値観と違うからと言って、サルをせめてもしょうがないもん。
ただ、人間が同じことをやっていいとは思えないし、
だったら頭とか言葉とか、人間に固有の能力を駆使して
「オスが母子の癒着を断ち切る」ことを成し遂げてほしい、と思うのです。
世の父親よ、自分の妻を子よりも愛せ!
子は父と母が仲良くしている姿を見せ付けられるのが
いちばん自己の存在を肯定できる基盤となるのだ。
だって「自分は父と母の愛の結果だ」ということを、
(神さまによってなのか本能的になのかわからないけれど)
わかっているから。
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01月05日(日)
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