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doo-bop days
by ブーツィラ
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■「津軽三味線の神様」白川軍八郎の生誕百年記念CD-R発売
純邦楽関係の情報を2件。ともに1週間近く前に知った。余録としてロック関係も1件あり。
■「津軽三味線の始祖」である仁太坊(秋元仁太郎)の最後の弟子で、「津軽三味線の神様」として知られる白川軍八郎(1909-1962)の生誕100年を記念し、SP盤からCD-R化した白川軍八郎の作品集『津軽三味線の神様 初代・白川軍八郎』が、5/18に発売された。
二代目・白川軍八郎の嫁である二代目・函青くに子(白川チヨエ)後援会が発売し、津軽民謡21世紀伝承会がプロデュースした「限定復刻プライベイト盤」で、二代目・函青くに子(旧姓・秋元千代榮)の喜寿記念盤でもある。
本作(全17曲・約58分)のマスターとなったSP盤の録音・発売年などの詳細は不明だが、昭和27〜28年頃録音の14曲目「津軽じょんがら節」(唄:秋元千代榮、三味線:小山 貢)を除き、昭和ひと桁〜10年代の録音で、7曲は初の復刻となるらしい。津軽三味線独奏は3トラック収録。13曲目「山唄」では白川軍八郎による尺八の伴奏、17曲目では演奏直前に曲名を告げる白川軍八郎の声が聴ける。
初代・白川軍八郎の音源を収録したCDとしては、高橋竹山の初LP『津軽三味線』(1963年発表)を企画・制作したキングレコードの斎藤幸二氏監修の2CDオムニバス盤『津軽三味線の巨星たち』(2003年発売)が定番と思われる(白川軍八郎の音源は全10曲、うちSP盤からは2曲収録)。本作はCD-Rながら『津軽三味線の巨星たち』に匹敵する、白川軍八郎の新たな重要作と言えるかもしれない。
■「津軽三味線の神様」白川軍八郎生誕100年でCD発売(『Web東奥』「ニュース」2009年5月15日)
■軍八郎の津軽三味線必聴 / もう一つの生誕百年(『Web東奥』「社説」2009年5月11日)
■筑前琵琶奏者で重要無形文化財保持者(人間国宝)の山崎旭萃師や、新内の人間国宝・岡本文弥師、「最後の琵琶法師」こと山鹿良之師などに師事した京都在住の琵琶奏者・片山旭星氏の筑前琵琶演奏会が、6/21(日)に東京・世田谷区豪徳寺のあいぶんこドルチェスタジオ(小田急線豪徳寺駅徒歩4分)で行われる。
15:00からと18:00から開演の2部制(完全入替制)で、第1部は片山旭星氏による「筑前琵琶ソロ演奏」、第2部は「特殊相対性ライブ 片山旭星(琵琶)× MIZUKI(水城雄, ピアノ)」とのこと。
片山旭星氏の東京での演奏会はあまりないうえ、小さなスタジオでの20名限定ライヴとなるらしく、貴重な機会と言えるかも。入場料は各回前売り2,000円、当日2,500円、通し券は前売り4,000円、当日5,000円。通し券には両氏の演奏が収録された特製CDがもれなく付く。詳細はこちら。
■琵琶弾き:「客あってこそ」 教え守りながら 新境地開きたい(『YOMIURI ONLINE』「関西発」「師あり弟あり」2007年10月24日)
■Canの前身バンド、The Inner Spaceが1968年10月に録音した未発表サントラ盤『Agilok & Blubbo』(Wah Wah Records)のCD&LPが最近発売されたとの情報を、数日前にネットで知る。昨日(6/2)、新宿ディスクユニオンのプログレッシヴ・ロック館にてCDを無事入手(→表ジャケ)。限定プレスとのこと。
06月03日(水)
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