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doo-bop days
by ブーツィラ
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■トップページに掲載した作品 Vol. 32
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの3枚組ブートCD『Dispatches From The Dream Factory』(Scorpio, GPS 9, プレス盤)。発売されて間もない5月上旬に入手した。
目玉は、ジョン・ケイル在籍時の1967年4月のニューヨークでのライヴ音源とされるディスク2のトラック1〜4だろう(「Recorded At The Gymnasium, 424 E. 71st St. Nyc April 1967」, 「I'm Not A Young Man Anymore」「Waiting For The Man」「Run Run Run」「Sister Ray」)。
これら4トラックは初ブートCD化のようで、5CDオフィシャル・ボックス・セット『Peel Slowly And See』(1995年発売)のディスク3の6曲目「Guess I'm Falling In Love Live」&7曲目「Booker T. Live」と同一ライヴ音源と思われる(音質も同程度)。
ちなみに、上記1967年4月のニューヨークでのライヴ音源は、今年2月に発売されたヴェルヴェッツのアナログ・ブート『Live At The Gymnasium』にも収録されているらしい(『The Velvet Underground Web Page』の「BOOTLEGS」の「LPs」参照)。『Dispatches From The Dream Factory』の同ライヴ音源は、針ノイズが聴こえないことからアナログ・ブート『Live At The Gymnasium』のコピーではないはずだ。
■ハウリン・ウルフ(1910-1976)の1970年11月のワシントンDCブルース・フェスティヴァルでのライヴ映像を収録したDVD『In Concert 1970 ヴィンテージ・ライヴ1970』(3/21発売の直輸入盤, TV番組のDVD化, 60分, 日本語字幕なし, インタビューの対訳付き, ボーナス・トラック1曲追加, 本作収録の「Highway 49」の視聴[本作の制作者サイドがYouTubeで配信])
■ヴァン・モリソンの全曲オリジナルによる新作『Keep It Simple』(4/1発売のUS盤, myspace.com, 6/25に「Forever Young」シリーズから『Astral Weeks』『Moondance』『His Band And The Street Choir』が2008年デジタル・リマスター盤として発売予定)
■ZuのMassimo Zuma(b)、The ExのTerrie Ex(g)、The Thing等のPaal Nilssen-Love(ds)による轟音ハードコア・インプロ・ユニット、Offonoffの1stアルバム『Clash』(2/15にSmalltown Superjazzzから発売, 試聴, myspace.com, ライヴ映像の視聴)
■作曲家・伊福部 昭(1914-2006)のヴァイオリン協奏曲ピアノ・リダクション版を全2曲収録したミッテンヴァルト設立10周年記念盤『伊福部 昭 ヴァイオリン協奏曲〜ピアノ・リダクション〜』(3/16発売, Mittenwald, 佐藤久成[vn], 岡田 将[pf], 2006年6月5日に秩父ミューズパーク音楽堂で録音, 51分31秒, 世界初録音)
■フィリピン・ミンダナオ島南部のセブ湖周辺で暮らす少数民族・トボリ族の村におけるフィールド録音作品で、11人の女性たちが奏でるスルドイ(竹筒琴)やヘゲルン(2弦リュート)、クンビン(竹口琴)、クリンタン(銅壺琴)などの演奏と歌を、虫の鳴き声や鳥のさえずり、川のせせらぎといった自然音(環境音)とともに収録した『セブ湖の11楽姉 / PHILIPPINES Femmes artistes du lac Sebu Women artists of Lake Sebu』(3/30にAHORAから発売のフランス直輸入盤, Buda Musique, 「Production ALTAMIRA 1999-2007」, 竹口琴のクンビン演奏の試聴, リュート系撥弦楽器のヘゲルン演奏の動画, 本作に参加の2人の女性Fingguy Flang/Luming Tuan名義による2002年発表作はこちら)
■リチャード・ボナの初のライヴ・アルバム『Bona Makes You Sweat - Live』(3/14発売のEU盤, 2007年7月11&12日のハンガリーのブダペスト公演を約64分収録, 試聴)
■マーク・スチュワートの新作『Edit』(3/28発売のEU盤,Crippled Dick Hot Wax, 日本盤は4/26発売予定, myspace.com)
■ダニエル・ラノワの自作ドキュメンタリー映画のサウンドトラック盤『Here Is What Is』(3/18発売のUS盤, Red Floor Records, DVDは4/15発売)
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05月18日(日)
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