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doo-bop days
by ブーツィラ
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■マイ・ベスト・アルバム2006
この時期恒例の年間ベスト・アルバム。誰に頼まれたわけでもないが、今年も挙げておく。

対象は2006年に発売された音楽作品。部門は新作と、リイシュー/発掘音源・映像の2つ。個人的に特に良かった作品をそれぞれ最大10作品までとして挙げた。新作、リイシュー/発掘音源・映像ともに順不同。
2006年発売の2005年ライヴ録音作をどちらに分けるかで迷ったが、今回はリイシュー/発掘音源・映像部門に入れることにした。

◆新作◆
■ボブ・ディランの『Modern Times』
2006年の新作の中から一枚だけ選ぶとすれば本作か。

■ウィリー・ウォーカー・アンド・ザ・ブタンズの『Memphisapolis』
絶賛された前作『Right Where I Belong』に引けを取らない。

■コンピレーション盤『コンゴトロニクス2 − BUZZ'N'RUMBLE FROM THE URB'N'JUNGLE』
コノノ・ナンバーワンの『Congotronics』よりも多彩な音楽性が味わえ、単調さとも無縁。DVD付き。

■カエターノ・ヴェローゾの『ce』
ロック寄りの作風と痩身なサウンドで飽くなき前進へと挑んだ意欲作。

■エルメート・パスコアル&アリーネ・モレーナの『シマホン・コン・ハパドゥーラ』
ブラジルの奇才&マルチ奏者による新妻とのデュオ作。DVDも同時発売。

■ニック・ベルチュの『Stoa』
スイス出身の作曲家/ピアニストによるミニマルな禅ファンク/「リチュアル・グルーヴ・ミュージック」。

■中村明一の『虚無僧尺八の世界 東北の尺八 霊慕』
伝統とモダンさを併せ持つ超絶技巧の尺八奏者による本作の1曲目は、2006年の個人的ベスト曲。中村明一は箏(こと)奏者の八木美知依&磯貝真紀と結成したKokooや、話題となった『「密息」で身体が変わる』の著者としても知られる。

■キーラ&オキの『KiLA & OKI』
アイルランドのケルティック・ミクスチャー・バンドとアイヌ音楽の異端児によるコラボレーション。OKIは本作を含め2006年に3作もアルバムを発表したが、これがベスト。

■ディアフーフの『Friend Opportunity』
私の最近のお気に入りアヴァン・ロック・バンドの12/15日本先行発売CD。2007年1月来日公演予定。

◆リイシュー/発掘音源・映像◆


■デヴィッド・ローゼンブームの『Brainwave Music − 脳波の音楽(2006年エディション)』
2006年屈指の推薦盤。

■ピシンギーニャ(PIXINGUINHA)の『O MAESTRO DO BRASIL − ブラジル音楽の父』
“ブラジル音楽の父”の最も重要な時期の足跡が辿れる日本独自の編集盤。

■グラント・グリーンの『Live At Club Mozambique』
レア・グルーヴの定番であるグラント・グリーンの『Live At The Lighthouse 』に匹敵する傑作ライヴ。

■八木美知依/ インゲブリグト・ホーケル・フラーテン/ ポール・ニルセン・ラヴの『Live! at SuperDeluxe』
箏(こと)奏者とアトミックのリズム隊によるファースト・コンタクト。打ち合わせなしのほぼ全編インプロで、先がどうなるかわからない緊張感が堪らない。

■ジュニア・ウェルズの『Live At Theresa's 1975』
2005年のオーティス・ラッシュの発掘ライヴ盤『All Your Love I Miss Loving - Live At The Wise Fools Pub Chicago』がお気に入りなら、こちらも必聴必携。

■コンラッド・シュニッツラーの『Con』
タンジェリン・ドリームとクラスターの設立メンバーであったジャーマン・アヴァン音響系音楽家/総合芸術家の代表作。

■アーサー・ラッセルの『Spring Field』
アーサー・ラッセルの傑作『World Of Echo』に近い時期の未発表ダブ・ディスコ/エレクトロビート集。

■ヴァン・モリソンの2枚組DVD『Live At Montreux 1980/1974』
ヴァン・モリソンの新たな定番。2006年11月には、同年9月のアメリカ公演を収録したライヴ盤がライヴ会場限定で販売された模様。

■小林ハルさんのCD-R『瞽女 小林ハル 母の墓前で涙の絶唱』

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12月31日(日)
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