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doo-bop days
by ブーツィラ
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■ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1966年のブートCD到着
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのブートCD『At The Factory, Warhol Tapes - Complete At The Andy Warhol Museum』(NSCD-002)が、本日(11/7)届く。
本商品は、NOTHING SONGS LIMITED.レーベル第2弾で、500枚限定のプレス盤。限定100枚のみボーナスCD-Rが付いた2枚組である(値段は1枚組と同じ)。
発売直後にネットで注文したので、私のはもちろん2枚組。
第1弾であるヴェルヴェット・アンダーグラウンドの『Ultimate Mono & Acetates Album』(NSCD-001/1/2/3)同様、今回もコアなヴェルヴェッツ・ファンの中でも、ブートに手を出している人向けのマニアックな商品である。
The Velvet Underground 『At The Factory, Warhol Tapes - Complete At The Andy Warhol Museum』
ディスク1(72分58秒):
1〜11 Rehearsal In The Factory January 3,1966
12〜14 Up Tight Performance Cinematheque NYC February 6, 1966
15〜16 Rehearsal In The Factory before The Exploding Plastic Inevitable Tour March 7, 1966
ディスク1は、音質をチェックした程度で、まだ一部しか聴いていない。
気になっていたボーナス・ディスク(35分03秒)は、ざっとではあるが全部聴いた。
ブート店の広告によると、「ボーナス・トラックには、同時期1966年のファースト・アルバムからのNSCD-001収録とは別録音のアセテイト・ソースを収録。これは通称「Dolph Acetate」と呼ばれる音源で、不完全な流出のため資料的価値のものだが、NSCD-001収録とは別の、よりクリアな音質のファースト・アウトテイクが収録されている。極最近主要トレーダー間で出回った音源」でもあるらしい。
確かにボーナス・ディスクは、『Ultimate Mono & Acetates Album』のディスク1収録のアセテイト音源よりも、明らかに音質が良い。だが、不可解なことに、ボーナス・ディスクの全9曲それぞれ4〜5箇所くらい&時間的にも1箇所につき大幅に音源がカットされている。
これでは「資料的価値」の域を出ないし、聴いていて非常に不愉快である。繰り返し聴くことも多分ないだろう。
一方、ディスク1は、ブート店の広告によると、「アンディー・ウォーホルのフィルムにより奇跡的に残された1966年のリハーサル音源。アンディーの没後発掘され、アンディー・ウォーホル・ミュージアムでのみ1回だけ披露された貴重音源を、スピーカー直前でレコーディングしたもの。元々の記録映像の音質から最高音質のソースではない」
「全くの未発表オリジナル曲であり、後のどのブートレグにも収録されていない「WALK ALONE」「GET IT ON TIME」などの曲、そして、ただでさえ音源が少ないファースト・アルバムからの曲のリハーサルが聞ける」「「Crackin'Up」「Suzie Q」「Green Onion」、そしてビートルズの「Day Tripper」なんて曲まで演奏している」
「「I'll keep it with mine」「I'll be your mirror」などのニコの曲のリハーサルも特筆である。特に「I'll keep it with mine」はソロ曲だ。この音源は以前にシルク・プリントCD-Rで部分的に限定発売されたが、今回は全くの未編集完全版、しかも最良の音質のマスターテープを使用したプレスCD化」とのこと。
ちなみに「Day Tripper」は、イントロをギターで数秒弾いているだけ。ディスク1は、週末あたりにじっくり聴くつもりでいる。
11月07日(月)
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