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doo-bop days
by ブーツィラ
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■『日本音楽の巨匠 - Masters of Japan』スペシャル・サンプラー
日本の伝統音楽の粋を集めた『日本音楽の巨匠 - Masters of Japan』シリーズの全CDが、4/6に発売された。これはレコード・メーカー4社の合同企画によるもので、作品は全部で25タイトルある。
販促用の冊子によると、「『日本音楽の巨匠 Masters of Japan』シリーズのすべてのアルバムが、日本の伝承音楽文化の真髄を伝えて」おり、「“人間国宝”をはじめとする誰もが認める超一級の演奏者たちの“至芸”」が聴けるという。
『日本音楽の巨匠 - Masters of Japan』シリーズは、1990年代にCD化された作品の安易な再発が多く、復刻の待たれる作品がリストから悉く漏れている等、純邦楽の愛好家には不評のようだが、日本の伝統音楽への入門編としては効率よく聴けそうなので、少しずつ買って聴いていこうと思っている。
ところで、『日本音楽の巨匠 - Masters of Japan』シリーズの発売に伴い、全25タイトルから各1曲聴きどころを抜粋収録したスペシャル・サンプラーが、応募要領により購入希望者に送られる。
各曲の一部しか聴けないはずだが、興味深いこともあり、先日応募した。申し込み後、到着までに2〜3週間程度かかるらしい。
スペシャル・サンプラーは、販促用冊子の裏表紙によると、下記応募要領にて発送するとのこと。
応募方法: 用紙(サイズは自由)に(A)郵便番号(B)住所(C)名前(D)年齢(E)電話番号(F)E-mailアドレスを明記し、一口1,000円の定額小為替証書(郵便局にて購入, 現金及び郵便切手は不可)を添え、下記宛先へ封書で応募する。
応募締切日: 平成17年7月20日(当日消印有効)
応募宛先: 〒107-8405 東京都港区北青山2-7-26 フジビル28 日本クラウン株式会社「日本音楽の巨匠」係 宛
余談だが、『日本音楽の巨匠 - Masters of Japan』シリーズの冊子(全16ページ)には、小島美子(国立歴史民俗博物館名誉教授)、山下洋輔、喜多郎、坂本龍一、デーモン小暮が「オススメします」との文を寄せている。それらを読み、デーモン小暮は、純邦楽の演奏者・音楽家と舞台などで15年余り前から共演しているのを初めて知った。
しかも本格的かつユニークなもののようで、邦楽啓蒙プロジェクト「デーモン小暮の邦楽維新」は、『日本音楽の巨匠 - Masters of Japan』シリーズの1作品としても取り上げられている尺八琴古流の名手・三橋貴風がプロデュースしたという。デーモン小暮の日本の伝統音楽へのアプローチがどのようなものなのか、機会があれば聴いてみたくなった。
[追記]
右上の画像は、注文から3〜4日後の4/16に到着したスペシャル・サンプラー。74分58秒&全25曲抜粋収録の1CDプレス盤。裏ジャケットに「非売品」と記載あり。
04月15日(金)
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