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doo-bop days
by ブーツィラ
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■「エレキの神様 学校へ行く! ギタリスト 寺内タケシ」
番組の後半は、寺内タケシのエレキ人生 / エレキひと筋60年。有名なエピソードもいくつかあるが、後半の主な内容を箇条書きで記しておこう。
・初めて手にしたギターは5歳の頃で、出征した兄が所有するスペイン製のクラシック・ギターだった。
・小唄と三味線の家元である母が弾く三味線の音の大きさに対抗するため、電話のコイルを利用してエレキギターの原型を作った。
・戦時中、防空団長だった寺内タケシの父(市会議員・市会議長、実業家、電気店も経営)は、空襲警報のサイレンを鳴らす担当だった。ある夜、寺内タケシは自作のエレキギターが鳴るよう、空襲警報用の16本のラウドスピーカーにつなぎ、爆音を轟かせた結果、市中の人々は空襲警報と勘違いして防空壕に避難。翌日、父は特高警察に連れて行かれた。
・映画作家の大林宣彦とギタリストの渡辺香津美からのコメント(VTR出演)
・競演した二人について − 元ヴェンチャーズのノーキー・エドワーズおよび故チェット・アトキンス(指の大きさがバナナくらいあった: 寺内タケシ談)
・番組の最後は、男性司会者のリクエストに応えて「禁じられた遊び」のエレキギター独奏による生演奏。これが絶品だった。寺内タケシはリクエスト曲を事前に知らされていなかった(?)ようで、久しぶりとなるこの曲の演奏に「緊張した」らしい。
「エレキの神様 学校へ行く! ギタリスト 寺内タケシ」は、とても充実した内容の番組で、一度きりの放映ではもったいない。エレキギターを弾く度&いくら練習しても、「エレキギターの入り口が遠くなる」「いつまで経ってもエレキギターの入り口に辿り着けない」との寺内タケシの発言も印象的だった。
・寺内タケシ(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
・寺内タケシとブルージーンズ ハイスクールコンサートの御案内(『TERRY TERAUCHI OFFICIAL HOMEPAGE』)
・第53回 音遊人 2005年4月8日放送 ギタリスト 寺内タケシ(テレビ東京『音遊人』)
01月23日(月)
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