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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■ランキン馬主への道? その170 イスラボニータ、今週も時計を出す
社台の公式HPでイスラボニータの情報が更新されていました(トレセンにいる場合は毎週水曜日更新)。

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2013/10/2
美浦TC

10月19日(土)東京・いちょうS(OP・芝1800m)に蛯名騎手で出走を予定しています。

きょう2日(水)は坂路コースで53.0-38.9-25.5-12.6秒の時計をマークしました。

栗田博憲調教師は

「ヤンチャな面はありますが、この馬の柔軟性はこれまで管理した中でもみたことがないぐらいです。先々に向けて、ここは勝って賞金を加算したいと思っています」

と話をしていました。

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伝説のいちょうSまであと2週間と少し。今日も軽く時計を出してきたって感じです。


もはや当たり前になりつつあるのでコメントでは触れられていませんが、イスラボニータはとにかく健康で丈夫で元気いっぱい。

調教が予定通り消化出来る事がこの馬の一番の強みでしょう。


さて、栗田調教師からは強気の「勝って賞金の加算を」というお言葉。また「この馬の柔軟性はこれまで管理した中でもみたことがない」…とも。あのぐにゃっとした完歩の大きさは目を引きますもんね。

やはり、師もイスラボニータに非凡なものを感じているようです。大ベテランの先生ですし、ここまで一貫して慎重だったコメントからも、今回のコメントはスポーツ紙ではよくあるリップサービスではないと思います。


師としてもヤマニンメルベイユの2008年クイーンS以来の重賞制覇、さらにシンコウフォレストの1998年高松宮記念以来となるG1制覇をこの馬で見据えていても不思議ではありません。

今のところまだまだ成長に陰りは見えないので、G1はともかく、重賞は現実に2着しており、勝つことも決して夢ではないと私も考えています。


とはいえ今回のレース、イスラボニータにとっては未知となる1800mの距離。新馬、新潟2歳Sと続けて出遅れてしまったスタート、そして前の馬にぶつかりそうなくらいになってしまった道中の掛かりっぷり等、クリアしなければならない課題は決して少なくはありません。

まずは目先の課題を一つ一つでいいのでクリアしてもらい、その先の重賞制覇、そして夢のG1へ…と繋げていって欲しいものです。



あと、師が賞金について言及している…という事は、これ即ち「クラシック」、さらに言うと「ダービー」を意識している…とも言えます(ざわ…ざわ…)。

もし伝説のいちょうSを勝つことが出来れば、収得賞金が1000万→1750万(伝説のわりにショボイ)となり、ダービー出走へのボーダーライン付近に到達出来ます。1750万だと年によってダービーに出れたり出れなかったり…のラインです。今年のダービーなら出走出来ました。

ただ、この世代は既に牝馬が重賞を勝ちまくっており、特にレッドリヴェール、ハープスターあたりはダービーを狙ってきてもまったく不思議ではないため、ボーダーが2000万を超える可能性もあります。逆に牡馬がだらしないためボーダーが下がる可能性も。こればかりは来年のダービーにならないと分かりませんね。

まだかなり気の早い話ですが、栗田師とて残りわずかとなった調教師人生(定年まであと5年)、引退までにダービーを…と考えないわけはないと推察しますし、今回の一連の折り合い重視の調教はもしかしたらダービーまでを視野に入れて…と想像すると、夢がグッと膨らんできますね。

ま、妄想はここまでにして、まずは伝説のいちょうSに全力投球です。
10月02日(水)
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