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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■M単休止前 思い出 その2 黄昏時の逆転 2002/10/27
今の3面記事は一言ツッコミになってしまいましたが、以前はほんとに「3面記事」だったんです。


個人的に一番印象に残っている3面記事は


「黄昏時の逆転2002/10/27」
http://ip.tosp.co.jp/Niki/TosNk100.asp?I=mtanrankig&Dt=19991026&SPA=20&guid=ON&Pw=

※これが元の記事 このサイトの日付は1999/10/26となってますが、これはダミー。日付通りに書くとすぐにページがなくなってしまうため、過去にさかのぼって書いていたためです。


この記事です。


これはM単最終週に起きた★ユージィさん(現★埼玉のユージィさん)に起きた逆転残留劇の一部始終。

しかし、あまりにも地味でおそらくM単を隅から隅までチェックしてた私しか目撃してなかっただろう…という出来事をドキュメンタリーちっくにお伝えしました。


では、改めてその全文を掲載しよう。


−−−ここから−−−


黄昏時の逆転2002/10/27


天皇賞も終わり、大半のM単戦士に悲喜こもごもの結果が出た。しかし、まだ数人のM単戦士は選択レースとして残されていた京都最終R、中山最終Rを戦っており、Bクラス所属のユージィさんもそんな一人だった。

この時点でのユージィさんのポイントを確認してみよう。天皇賞が終わった時点で2270P。7週目時点で降格圏内の39位。野球の打率とは違い上位が下がる事はないので、このままポイントがなければ即降格だ。

ではさらに遡って、この日のユージィさんの投票を見てみよう。

ユージィ

[Bクラス残留できるかなぁ]


日曜中山メイン

テイエムオーシャン


日曜中山最終

ロックスキル


渡月橋S

ビッグフリート

(10/27 13:43)

このような投票であった。コメントにもあるように、この投票からは降格のボーダーライン上にいる危機感がヒシヒシと伝わってくる。何故か?上記の3頭はどれも1番人気なのだ。

そしてズバリ、ユージィさんの取った作戦とは、『とにかく堅いトコで確実にポイントを加算する』というものだったと断言できよう。その作戦は悪くない。ボーダー上にいるユージィさんにとって一番大切な事は少しでもいいからとにかくポイントを加算する事である。

しかし競馬というものは思い通りになってくれない。おそらく最も期待していたであろうビッグフリートはD.ボニヤ騎乗トーセンダンディからの不利をもろに受けて6着敗退。テイエムオーシャンは−20Kg、本調子ではなかった様子で13着惨敗。そして残ったのが、中山最終Rのロックスキルという訳だ。

もう一つエピソードを加えるならば、ユージィさんはその前週にカンファーベストで1着から10着降着の憂き目にも遭っている。ツイていない...。

そんなユージィさんにさらなる不幸が襲いかかる。中山最終レース、外枠で暴れていた馬がようやくゲートに納まり、さぁ発走か!...と思われた瞬間、今度は内枠にいた馬が突然ゲートで立ち上がり、ひっくり返ってしまったのだ。その馬は...そう、ロックスキル。そして何と、競争除外になってしまった!


いくら何でもこんなアクシデントは考えていなかっただろう。しかし次の瞬間、ユージィさんは驚くほど冷静に、この事態に対処した。

ユージィ
[変更]
日曜中山最終
オレゴンガール
(10/27 16:26)

本来の中山最終Rの発走予定時刻は16時20分だったが、実際に発走したのは30分頃だったと思われるので、この投票は間違いなく有効だ。

そしてこのオレゴンガールこそがユージィさんの運命を変える事になる!!最内枠から好スタートをきってハナを奪ったオレゴンガールは、他馬に影を踏ませる事なく鮮やかに中山ダート1200mを逃げ切ったのだ!!

オレゴンガールの単勝は380円、複勝は150円で計530Pの獲得である。

しばらくたって、集計した結果が画面上にはじき出される....



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06月15日(水)
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