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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■ランキン馬主への道? その58  ラプスドールは無念の2着

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決戦の土曜日、人もまばらな初日阪神1R。

のどかな風景の中でひとりヒッフッフー…と怪しい深呼吸をするのは私ランキン。


ラプスドールの出資を決めて早くも2年が経過しようとしている。


2歳時に未勝利勝ち、そして3歳で500万勝ち、1000万で一旦は壁に当たるが、4歳春に降級して500万でもう1勝。

再度の1000万では人気薄で穴を何度かあける…!








そんな青写真はどこへやら…(本当は繁殖牝馬になった後の妄想までありますが、東京大学物語の村上化するのでやめときます)。


まさか!

3歳のこの時期まで勝てないとはッ…!


しかし、それもここまでだ!



今日こそ勝って、未勝利脱出だ!


トーアシシイは強敵だが、未勝利戦で2戦続けて2着した馬が圧倒的人気になって、吹っ飛んだケースなんて競馬をやってきて何十年、それこそ百回以上見てきたハズ。

実力はやや向こうが上も、展開利と人気の気楽さでこちらが上に立てるのでは…というのが私の見立て。


入場回数券を前回使いきってしまったので、開門ダッシュは出来ず、回数券を購入してから入場するという間抜けぶり。

しかし、重賞もない土曜日とあってか、応援幕受付も空いている。喜ばしいのかどうなのか…。


阪神競馬場の応援幕は、京都と違って自分の好きなところには貼れず、順番に隙間なく貼っていく形式です。


まあさっと貼って、あとはサービスの冷たいお茶を飲んで、パドックでたたずんで待つ。


時間になり、出走馬が入場してきた。


パッと控え通路からラプスドールが入場してきた瞬間に「オッ」と思う。


何がどう…とは上手く言えないが、今日の馬体は引き締まって実にいい感じ。

いつもはチャカつくラプスドールですが、今日はそれもあまり目立たず、この馬としてはデビュー以来もっとも落ち着いて周回している。


(もしかしてこれは落ち着きではなく、元気がなくなっての調子落ち?)

という心配もしたが、そんな感じもしない。踏み込みも力強いし、調子は維持してるどこか前走よりも良さそうなくらいだ。


1番のスリーアルテミスはやや太い印象で、そこまで良くは見せなかった。


そして唯一最大の敵、トーアシシイ。

パドックではまあ普通な印象。やや胴がつまった馬体で迫力がある感じではない。

ただ、キビキビと歩いていて前走と同じくらいの出来と見て良さそうだ。



そんな事を思っていると、ふいに隣に来た男性の方が

「どうも、いつもブログ見てます。私もラプスドールの一口持っているんです。」

と声をかけてくれました。

M単戦士さんかと思ったのですが、特にそういう事もおっしゃっらなかったので純粋な競馬ファンの方で、たまたま私の日記を見てくれたのでしょう。


いろいろお聞きしたかったのですが、あんまり立ち入った事を聞くのも失礼だよなあ…と思い、お話はラプスドールの事について。


おそらくラプスドール以外にも何頭か一口に出資されてるような感じだったこの方も

「この馬は未勝利は勝てると思うんですけどねえ」

との事。

軽装だったので一応お尋ねしたのですが、やはり口取りは出ないという事でした。

う〜む、もう何度も口取りをやってるから慣れているのだな……と勝手に想像。

「では、いい結果を…」

と、颯爽と去っていかれました。

声をかけてくれてありがとうございました。




さて、そんなこんなで、あっという間に騎乗合図がかかり、福永騎手を背に。


(頼むぞ…福永!)


心の中で念じる。



さて、返し馬。

いつもなら、馬場に出た途端に駆け出すのがラプスドールの返し馬。


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06月04日(土)
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