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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■番外編:2006年ドイツW杯 その13 日本VSドイツ 雑感
番外編:2006年ドイツW杯 その13
日本VSドイツ戦 雑感


選手はやはり勝ち負けにこだわるだろうが、まずは良かった点と悪かった点が明確に浮かび上がったので良かっただろう。


日本の1点目。



ドイツのCKのクリアを戻ってきた★柳沢選手が倒れこみながらヘディングで★中村選手に繋ぐ。その★中村選手が日本選手が攻めあがるための「タメ」を作るために一人、二人と交わして彼の前方を見る。

そこにいたのが★中田英寿選手。私の予想ではおそらく★中村選手は★中田英寿選手に向かって左足のトゥーキックでパスを出したように見えた。

★中田英寿選手はそのパスをあっけなくスルー。その先には★中田英寿選手の後ろを、(さきほどのヘディングからすぐに立ち上がって)走っていた★柳沢選手が走っていたのだ。

視野の広い★中田英寿選手にしてみればごく普通の選択だったと思うが、これが効いた。

走りこみながら前を向いてボールを受けた★柳沢選手の視線の向こうにはダッシュを始めた★高原選手が見える!

ドンピシャリのタイミングでフワリとした柔らかいパスがドイツDFの頭越しに出された!

オフサイドを主張して手を挙げるドイツDF!

…しかし旗はあがらない!オンサイドだ!

決してスムーズではなかったものの、どうにかボールをコントロールして突進してGKレーマンと1対1になった★高原選手がインステップでシュート!

見事にゴール左上に突き刺さった!

スルーを織り交ぜつつパス4本を見事に繋いだ日本が見せた久々のビューティフルゴール。

★高原選手を褒めるべきは飛び出しのタイミングと走った距離。

タイミングはこれ以上ないほどのドンピシャリ。ビデオをスロー再生してみたが、全然問題ないほどのオンサイドだった。★高原選手が全速力で走っていたので一見するとオフサイドにも見えるが、★柳沢選手がパスを出した瞬間は3m以上オフサイドラインの手前だった。

あともう一つは走った距離。これはスロー再生にしてから気がついたのだが、実に長い距離を走っていたことが判った。最初に★柳沢選手から★中村選手にボールが渡ったときには、まだ★中村選手よりも後ろにいたのだ(★中村選手がキープしてる時に駆け上がった)。

正直シュートはちょっと甘かったがさすがにこれ以上ない決定機だったので決まった。





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日本の2点目。

右サイド深くまで攻めこんだ日本が★中田英寿選手、★中村選手とキープとパスを交換しながらチャンスを伺う。

右サイドラインに張り付いていた★駒野選手にボールが渡る。いいタイミングでボールを受けに下がっていた★高原選手が走りこむ。すからず★駒野選手がグラウンダーのパス!

ペナルティエリアライン付近でボールを受けたものの、ややトラップミスをしてしまった★高原選手。ゴールに背を向けてキープの体勢。

そこに一瞬走りこんだのが★中田英寿選手。ほんの一瞬だが★高原選手に詰めていたドイツDF2人の意識が★中田英寿選手に向いた。

その一瞬、いきなり強引に前を向いて反転して突進した★高原選手。一旦ボールはドイツDFの脚に当たったが★高原選手にぶつかって彼の前にゴロリ!結果的2人を置き去りにしてフリーでGKレーマンと再び1対1!しかし、角度がない!

どうする★高原選手!

1点目よりもかなり難易度の高いシュートだったが、見事にレーマンの足元をすり抜けて、ゴールポスト内側に当たったシュートは見事にゴール!

キレイに抜いたわけではなく、ボールが自分の前に転がったように、運も良かったが、★中田英寿選手に意識が向いたドイツDFの一瞬のスキを、ストライカーのプライドにかけて強引に反転して前に出た判断が吉と出ました。

1点目を取っていた余裕からか、難易度の高いシュートも見事に決めた★高原選手。これはさすがに褒めるしかない。

あの髪型はどうか…と思うけど。



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05月31日(水)
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