ID:44060
M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
[912010hit]
■ランキン馬主への道? その234 日本ダービー、イスラボニータは無念の2着
そうこうして蛯名騎手が騎乗して馬場入り。
イスラボニータはしばらく歩いた皐月賞の時とは違い、芝コースに入って間をおかずにスッと走りはじめて返し馬。
レースの時とは違ってわりとノーマルなフットワークで4コーナーの方へ駆けていきました。落ち着いていて良い返し馬だったと思います。
あとはレースまで待機。途中、待機所で周回してたイスラボニータがテレビカメラをすぎても、カメラから視線を外さずにクビだけ後ろを見ながら歩いていく様子が映り、相変わらずカメラ好きだなぁ…という場面も。
TOKIOの長瀬君のやや控えめな君が代が流れたあと、いよいよ集合。スターターが登場してファンファーレ。
あの「ハイ!ハ〜イ」ってどうにかならんのかな…。さすがに心臓の鼓動が早くなってきました。
自分の理想としては、ゲート後に馬任せにそろっと出しつつも、中団よりは前の位置、7〜8番手あたりで折り合って直線で溜めに溜めてからスパートという感じ。
果たしてその通りいくのか。
ゲートインが進みます。早くはないけど順調という感じ。イスラボニータも大人しくしている。
全馬揃って…スタート!
イスラボニータも五分のスタートを切った!
「ヨシッ!!!」
しかし、スタートしてしばらくして周りの馬が前にいくとつられるようにイスラボニータも前へ前へ。
口を完全に割っている!
「落ち着け落ち着けッ落ち着けぇ!」
1コーナーへ。ビジョンに視線を移すもまだ掛かり気味。
「落ち着けよッ!」
なんと3〜4番手で2コーナーに。さすがに前過ぎやしないか。あととにかく掛かってはどうにもならない。
「落ち着けっ」
たぶん、スタートから2コーナーまで落ち着けを10回以上連呼していたと思います…。
バックストレッチに入るかどうかあたりでようやく折り合いはついたような感じ。自分が想像していたよりも2列ほど前の位置取り。大丈夫なのか?
1000mを切る、なんと59.6!ちょっと速くないか?
「少し速いぞ!」
しかしすぐに、勘違いに気づく。59.6はあくまでエキマエのタイム。5馬身ほど後ろの後続はほぼ平均からややスローのはずだ。
「いや大丈夫だ!」
「そのまま!」(←すみません、いつもこればかりです」
「我慢しろ!我慢しろ!」
…と、その瞬間、先頭を走っていたエキマエが大失速。故障だ!巻き込まれるか!?
しかし、後続集団は大きな事故なく、エキマエをやりすごす、良かった!
「よし!」
しかし、これでイスラボニータはなんと2番手に!
「まだまだ!まだまだ!」
アッという間に直線へ。まだ余力はあるのか?
トーセンスターダムが先頭、そして馬なりのままでイスラボニータがあがってきたっ!
まだ持ったまま!
…
まだ持ったまま!
…
うおお、イスラボニータの勝ちパターン!
蛯名騎手が外を向いてワンアンドオンリーが迫ってくるのを確認して追い出し開始!
大丈夫だ、脚は溜めてある!
「いけいけいけいけ!」
イスラボニータがスパートして先頭に!
しかし、並びかけられてワンアンドオンリーに出られてしまう!
嘘だろ?脚溜めてたじゃないか!でもまだ分からない!
「頑張れ!頑張れ!」
そこからアタマ差ほどで粘るイスラボニータ!
「差せ!差せ!」
残り200m。もう肉眼で見れる、思いの限り叫ぶ!
「差せ!差せ!」
残り100mここで半馬身ほどワンアンドオンリーが前に…
「差せ!」
自分の目の前を残り50mを通過する…勢いの差ははっきり。もう勝てない…
「………」
最後の最後は叫ぶ事なくゴールイン…。
2着…。
それなりに長い時間だったんでしょうが、しばらく呆然としていると、ワンアンドオンリーが芝コースを戻ってくる。ウイニングラン。
[5]続きを読む
06月03日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る