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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■裁判所にいってみた
アナウンサーのようにハッキリと喋るわけでもないし、ボソボソと抑揚もなく棒読みで読むのでまったくもって分からない。


私が耳が悪いのもあるだろうが、あれは慣れてないと難しそうだ。


横の記者たちはさすが、ちゃんと何やらメモを取っている。たいしたもんだ。


しばらくは聞いていたのですが、ほとんど聞き取れない上、棒読みの裁判官の声を聞いてるとだんだん眠くなってきた。


結局20分くらい経過したあたりで聞き取るのは諦めた。そして、完全に居眠りしてしまいました(笑)。


でも、他にも傍聴してる人で何人か寝てる人いたよ。あれは絶対に眠くなる。

時々起きてみても特に変わった様子もなく、まだ棒読みが続いている。


弁護団のLもどぎは、目をつぶって聞いており、こいつ寝てないか?…と思ったが、時々クビを横に振ったりして、納得いってない様子だったのでちゃんと聞いていたようだ(笑)。


被告はうつむき加減だが、しっかりと聞いているようだった。すごいな被告。私が被告だったら寝てしまうよ…。

たまに裁判であくびをしたり、居眠りをする被告の話があったりして「けしからん!」とか思ったが、あの長々とした棒読みを聞いてると、そりゃ眠くもなるわ…と思った。


結局、お経のような理由を1時間ほど聞いて、突然と前触れもなく裁判は終了した。あっさりとしたものだった。


裁判官はとっとと帰ってしまう。

被告は2、3、弁護団と(後で下でね)みたいな感じな事を話した後、傍聴席に向かって、最初以上に深々とお辞儀をした。


私達と明らかに違うのは後ろの両手と胴体をロープで結ばれていることか。


ショック…というわけではないが、何とも言えない気持ちでそのロープを見ていました。


その後、ゾロゾロ傍聴人が退場。

マスコミの人は出入り口付近で待機しており、弁護団が法廷から出てくると、一斉に取り囲んで何やら聞いていた。このあたりはテレビやドラマで見る風景そのまんまだった。


傍聴券が必要な裁判については以上です。


事件や判決内容については、適当に検索してもらった方がいいと思うので割愛します。


結局のところ、アリバイがない事、銀行でお金を降ろしてるところがビデオに写ってること、金銭トラブルがあったことなど、状的証拠で「無期懲役」となってるみたいですね。

被告は殺人については一貫して否認してるみたいなんですが、殺人が可能なのが被告以外にありえない…という事みたいですね。


真実は被告しか知らないので、ついさっき事件について触れた私がどうこう言えません。

私が裁判所に行ってみたかった理由に


「殺人とかを犯したモンスターってどんなだろう」

って興味があったわけですが、少なくともこの日の江角被告については、年齢もかなりいって(今は63歳くらい?)る事もあってか、モンスター…という雰囲気は伝わってこなかった。


しかし、入退場の際、傍聴席に向かって深々とお辞儀する様は、そうしろ…と言われてる事もあるのでしょうが、どこか悠然と構えているような向きもあり、腹の中はどうなんだろう…とも思った。


もし、私が被告だったら、モゾモゾと節目がちにしかお辞儀出来ないと思う。

このあたりが自分とは違うなあ…と思いました。ただ、江角被告はモンスターって感じではないですね…。



午後からは地裁(といっても同じ建物の中にある)の傍聴席にも行ってみました。


こちらは5件くらいの裁判が同じ部屋で順番に行われるようで、前の裁判やってる際に、次の裁判の原告と被告が傍聴席で待ってる…みたいなカオスな雰囲気。

裁判も判決だけでものの1分で終わったりするものや、なにやら資料の原本を確認したりして次回の日程を決めて10分もしないうちに終わり…とか。そんな感じ。


弁護士がやりあったりするような場面は皆無で、粛々と流れ作業にように進んで、1時間もしないうちに全部終わってしまった…。



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02月23日(水)
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