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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■小牧太騎手・応援日記「3」の紹介
実は先日フトシが騎乗停止になった時、自分はフトシに手紙を出した。詳しい内容までは書けないが、気を落とさずにまた頑張って下さい、というような文面だ。その時は読んでくれればそれでいいと思っていたが、こうして返事と共に帽子まで送ってくれるとは思わなかった。もっとも返事を書いてくれたのは別の人の代筆かもしれないが、それでもこうした心配りをしてくれるのはファンとしてとても嬉しく、またそういう気遣いを出来る人がフトシの周りにはたくさんいる、という事実が素晴らしいと思う。

厳しい手駒とは言え土日とも未勝利だったフトシを情けないと思っていたが、やっぱりフトシのファンはやめられないなぁとつくづく感じた次第である。明日は大井競馬場で統一GTジャパンダートダービー、ワンダーアキュートでは正直苦しいけど、何とか見せ場は作って欲しい。残念ながら現地には行けないが、ひょっとしたら・・・の期待を少しだけ持って応援したいと思う。

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9月22日から抜粋

ナムラクレセント、素晴らしいレースをありがとう >

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今日の、いやこの3日間で一番の注目レースは9Rの西宮S。福島信厩舎ナムラクレセントの登場だ。

前走の新潟では58.5キロという酷量を背負いながら2着馬に5馬身差をつける圧勝だったが、今日の日刊のコラムでフトシは「変な乗り方をしてしまったと反省している」とコメントしていた。行きたがる馬はハナに立てば一応は落ち着くし、ナムラクレセントの前走が正にそれだった。

しかし上のクラスに行くといつまでもそのような競馬では通用しないということをフトシも判っているのだろう。折り合って我慢することを覚えなければ、オープン馬として大成することは不可能だ。

パドックに現れたナムラクレセントは前走から馬体重プラス6キロ、この間がちょっと減り過ぎかなと感じていたからこれでいい。始めは落ち着いて周回していたが、時間が経つにつれ、またいつものチャカつきが徐々に出始めた。他の馬より汗の量がやや多いのも気になる。

前のレースが終わってパドックに押し寄せるお客さんの数が急激に増え、その影響か首を曲げたり頭を振ったりと無駄な仕草も目立ち始めた。出来れば2人で引いて欲しいのだが、いつまでたっても引いている厩務員さんは1人だけ。しかしよく見ると、ナムラクレセントの周回に合わせて一緒にパドックの内側を歩いている人がいる。髪の毛がボサボサの若い兄ちゃんだが、一体この人は何が目的なのか?あんたが馬の右側に行って一緒に引いたら馬は大人しくなるのに、何やってんだ?

やがて止まれの合図がかかり、薄い紫に青のラインが入ったナムラの勝負服を着たフトシが走り寄って馬にまたがる。前のレースが障害戦だったこともあり、殆ど全ての騎手が馬に乗ってパドックを回っているが、ナムラクレセントと同じくトップハンデの58キロを背負う武豊スマートギアの馬体が良く見える。その後ろには超のつく良血として話題となった四位ザサンデーフサイチがおり、この馬も見映えがする。こうやって見るとこのレースのメンバーは準OPとは思えないほど実にレベルが高く、そこでハンデ頭になっているナムラクレセントって今更ながら凄い馬じゃないかと改めて思う。

6枠11番、ゲートは五分に出たフトシとナムラクレセント。幸マルイチクエスト、藤岡康アキノレッドスター、角田マルカハンニバルとハナに行きたいクチの馬が多く、恐らく流れはやや速くなるだろうと予想したが、ここは幸が飛び出した。他の馬も負けじと後を追い掛ける。

どうか引っ掛からないでくれと願っていたナムラクレセントだが、フトシは多少持って行かれ気味ながら何とか折り合って馬群の中団よりやや後ろという位置取りで構えている。

しかし後方には最も警戒すべき武のスマートギアが控えており、少し距離を置いてはいるがナムラクレセントの動きをマークしているのは明白だ。

やがて馬群は固まり、4コーナーを回って外周りの長い直線を向く。全馬が横に大きく広がり、内から藤岡佑のワールドコンパスが先頭に立つが、他の馬たちも離されてなるものかと必死に食らいついている。


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11月15日(日)
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