ID:42022
下僕日記
by 藍
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■私の夏
この土日、光一さんファンというよりはアル中(ALFEEファンの愛称です)として最後の夏の野外ライブに参加してきました。
人生の半分以上の夏が、この野外と共にあった私は土曜日も日曜日も長年のアル友(ALFEEファンの友だちのこと)と懐かしい話に花が咲きましたよ。
いつもは「音組」として合同のお花が届くのですが、この野外はKinKiKidsとして三人にすてきなユリのお花が贈られていて、会場の入り口を飾っていました。

週末はあちこちで大変な豪雨。なのに、両日とも奇跡的に雨は降らなかったです。
昔、接近していた台風がライブ当日見事に「避けた」ことがありましたけど、今回もゲリラ豪雨が「避けた」ような感じでした。
正直、雪以外の全天候を野外で経験していますがやっぱり最後は降らないでいてくれてよかった。

アンコールの最後に、10万人コンサートで着ていた当時の衣装の復刻版をたかみーが着て出てきて、

これで本当に夏の野外イベントは終わっちゃうんだな

と思っていたら、たかみーが

夏の野外は今日で終わるけれども、みんながALFEEのことを「青春」だと思っていてくれるなら、命をかけてその青春は終わらせない。

と言ってくれました。
長い長い時間、私の傍らにいた音楽はこれからも鳴りやまない。
まさかALFEEで「最後」を意識するライブを体験するとは思っていなくて、みんなが共有している特別な一曲のイントロが流れてきた時には涙が止まらなかったです。
変わらずにそこにいてくれるということは、不断の努力なしにはなしえない。
私なんかの想像のはるか及ばないほどに、野外ライブを続けていくことは困難だったと思うし、更地だらけだった東京や横浜のベイエリアがどんどん開発されてライブをやるのにたくさんの規制ができていく中、続けてきてくれたその努力には本当に頭が下がります。
ALFEEの野外は「チケットが手に入らない」と嘆くファンの声を聞いた彼らの「ならば、SOLDOUTのないライブをやろう」という意志が含まれていました。
ライブに参加したい、と思ったファンがみんな来れるライブ。
最後の夏は、どうしても会場が広げられなくて3000人ものチケが取れなかったアル中が会場の外で音を聴いていたそうです。全国にはチケが取れなかった、あるいはさまざまな事情があって参加したくてもできなかったファンがたくさんいたはず。
外にいるみんなのことにたかみーがMCで触れた時に、一瞬モニタに外の様子が映って、会場の外を埋め尽くすファンに驚きました。
ライブ中に横浜は震度3の地震があったそうですが、全く気付きませんでしたよ。

ALFEEとファンとスタッフと、全部の情熱がここまで野外を支えてきたのだなと思います。

いいライブでした。
ありがとう。そしてお疲れ様でした。

私はいつまでも、THE ALFEEのファンです。
秋のツアーも、必ずチケットとって参加します。
08月09日(日)
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