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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■万博ジャングルを作れ!




 万博の大屋根リングを「一部保存」という馬鹿なことを吉村洋文が発表したが、そのためにかかる費用が90億円と聞いてオレはあきれている。どうしてオレの提案する「放置」プランを選ばないのか。放置なら限りなくゼニは掛からないのである。大屋根リングにツタを絡ませてそのまま全体を覆わせてもいい。リングの内側も緑地にして森林にしてしまえばいいのである。公園などというありふれたものではなく、そこにジャングルを作ってしまうのである。大阪の暑さなら大丈夫だろう。そして渡り鳥とかが羽を休められるようにしてやればいいのだ。

 万博の跡地の隣に「カジノIR」を作ろうというクソみたいな野望を抱いてる反社政党もあるが、一言「あほか!」と言いたい。いくらでもオンラインカジノで遊べる現代に昔ながらのカジノなんて単なるオワコンである。しかも日本でもっとも治安の悪い大阪にカジノなんかを作っても暴力団が支配する無法地帯になるだけだ。隣国である韓国の江原道のカジノが暴力団と売春の街になって悲惨なことになっていることをマスコミは報道しない。

 万博の会期が終わったあとのパビリオンだが、取り壊すにもゼニがかかるのである。もうそんなのは放置の一択である。あるいはそのままで使いたい方に賃貸すればいい。展示品なんかがなくなってガワだけになった入れ物を倉庫に使うもよし。個人の家にするもよし、欲しいヒトに売り飛ばせばいいのである。仮設の建築物とはいえ30年くらいなら普通に使えるだろう。せっかく作ったのに半年で壊すのはもったいないじゃないか。パビリオンはそのまま入札させて、欲しい方々に売り飛ばすなら、会場建設費の赤字の穴埋めになるだろう。

 いずれにしてももうすぐあの実に馬鹿馬鹿しい万博も終わる。昨年の今頃は「工事が開幕に間に合わない」と泣きついて協力してくれる工事業者を集めた吉村洋文が、その中に悪質な業者が混じっていたせいで工事費踏み倒しなどの被害が起きてるのに今は知らんぷりである。あの外道には人間の心が通ってないのである。「経理担当者がゼニを持ち逃げしたから払えない」と開き直ってる一六八建設という外道業者の事務所にはしっかりと維新の会のポスターが貼られていたわけで、おそらく踏み倒したゼニは維新議員にも流れてるのだろう。そのクソ万博の後始末をつけることができそうもない万博協会の連中や副会長の吉村洋文ははどんな言い訳を考えてるのだろうか。オレは今後の成り行きを冷ややかに見守っているのである。


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09月17日(水)
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