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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■日産リバイバルプラン




 日産自動車がホンダと袂を分かった。これで数年後に滅びるのは既定路線である。おそらく台湾の鴻海の支配下になるだろうというのがオレの予想だ。鴻海は日産を子会社化することで自動車メーカーとして参入することになる。

 新型車が馬鹿売れして苦境から脱するというのが多くの自動車メーカーの夢見ることである。しかし日産はそうした成功体験をすっかり忘れてしまった。スカイラインやシルビアが人気車種だったこととかもう遠い昔の話である。その人気車種を葬り去ったのは馬鹿なトップの決断である。「なんでモデルチェンジのたびに不細工になるんだ!」と怒って多くの日産ファンは離れていったのである。

 そんな日産に最後にあだ花を咲かせる方法があるとしたら、それはS30型フェアレディZを再度生産することである。日本の旧車がブームになっている北米では爆発的に売れることは間違いない。もちろん日本国内でも1万台は確実に売れるだろう。さすがに6気筒のL型エンジンはもう金型もなくて作れないと思うのでそこは現在使用できるエンジンを流用するしかないわけだが、最新の安全装備や快適性能を詰め込んだ「外観だけレトロ」なフェアレディZは爆発的に売れるだろうし、オレも1台購入したいと思う。

 スポーツカーとはどんなスタイルがカッコいいのか。フェアレディZはその要素を見事に満たしているから今でも人気なのであり、多くの旧車ファンのあこがれなのである。もしもこの「リバイバルZ」が市販されれば、他の旧車価格の暴落を招くかも知れないのである。

 もちろん価格はリーズナブルなものにしないとダメである。日本国内で販売するなら500万円以下でないとダメだ。国内で1万台売るには5ナンバーで価格を300万円程度にしないといけないかも知れない。そうなるとかなり厳しそうな気もするが、実現すればきっと人気になるだろう。50代、60代の「かつてスポーツカーに憧れた」オレのようなオッサンが買ってくれるのである。2シーターのライバルであるマツダロードスターよりも絶対にカッコいいのである。

 かつてクルマはナンパの必須アイテムだった。女の子はどんなクルマに乗ってるかで男を値踏みした。ホンダ・プレリュード、日産シルビア。トヨタ・セリカなどはデートカーとしての需要が大きかったのである。ハッチバック車のフルフラットシートはそのまま走るラブホテルとなった。

 S30型フェアレディZの復活が成功すれば、自動車メーカーは戦略を大幅に見直すだろう。かつての人気車種が次々と復活していけば面白いのである。クルマのスタイルに関して言うなら今のクルマがベストであるとは言えない。いすゞビークロスとか、日産180SXは今市販されていれば絶対に売れるだろう。トヨタの人気車種であるヤリスクロスの曲線のデザインはビークロスとどこか通じるものがある。

 どんなクルマに乗るかは一つの自己表現である。オレが大学生の頃、街で見かけるフェアレディZはどれほどカッコよく見えただろうか。今でも絶対にカッコいいのである。


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02月19日(水)
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