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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■セーヌ川は汚すぎる
パリ五輪の開会式はセーヌ川で行われるそうである。それはなかなか面白い演出だと思うのだが、オレが気になるのはあの汚さである。セーヌ川の水はオレには茶色い汚水にしか見えない。こんな水質でどうしてトライアスロンなんてことが可能だろうか。大腸菌は道頓堀川の4倍ということらしいが、そもそも道頓堀よりも汚いところで泳ぐなんて常軌を逸している。
都市のど真ん中を流れる川が「清流」であることはオレの常識ではありえないわけだが、そもそも泳げるようなところというのは水が澄んでいることが条件だ。「透明度」という基準を設ければセーヌ川は絶対に無理である。
セーヌ川が汚いこと以外はパリ五輪に関してのやり方は基本的に賛成である。できるだけ既存の施設を使って行うことであるとか、仮設の施設にして終わった後は撤去できるようにすることなどである。
東京五輪は汚職五輪だった。JOCの財務課長が謎の死を遂げたことで多くのことがうやむやにされた。彼はどうして消されてしまったのか。その死を教唆したのは誰か。背後にいる電通関係者や東京都の幹部はどんな秘密を知っているのか。オレはそれが気になるのだ。
日本では疑獄事件があると必ず誰かが自殺する。なぜか政治家の秘書が自殺することが多い。口封じのために殺されるのである。安倍政権下では多くの不審死があった。森友学園事件で公文書の改ざんを命じられた赤木さんが自殺したことは国家による殺人だとオレは思ってるし、安倍晋三は裁かれるべき存在だった。彼は山上徹也の凶弾で非業の死を遂げることとなったが、法が執行されて刑務所に収監されていればその事件は起きなかったのである。
パリ五輪はなんらかの不正や汚職と関係ないのだろうか。フランスでは政治家と大企業の癒着や政治献金という名の賄賂はどの程度あるのだろうか。もしもそういうことが明らかになればセーヌ川同様に「汚れた」五輪ということになる。そうなるとこのようなイベントではそういう不正を排除することは無理ということになる。
東京五輪が壮大な「汚職五輪」だったという事実は世界中に発信された。おそらく日本がこのような一部の連中の金儲けが目的のクソイベントを開催できるようになるのは30年くらい先だろう。30年後には日本は完全に滅びて3流国となって世界の支援なしでは生きていけないように劣化しているかも知れない。そうなると五輪どころではない。
日本をダメにしたのは政治家である。そしてそのクソみたいな政治家を育てた愚かな国民である。オレのような「正義を訴える声」は常に社会の少数派として黙殺され、歴史の谷間に消えていくだけだ。
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07月22日(月)
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