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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■嘘つきは安倍晋三の始まり
自民党の裏金・脱税議員達は辞めることもなくほとんどがそのまま居座るようである。本来なら内閣総辞職で衆議院解散という事態なんだが、それでも自民党の議員が平気でラブホテルに赤いベンツで乗り付けたり、資金集めのパーティーをやったりしていられるのはすべて、安倍晋三のお陰なのである。
「悪いことをやったのがバレれば辞める」
というのがかつての自民党議員の不文律であったわけだが、安倍晋三はそうした伝統をぶち壊したのである。彼は不祥事がバレても「嘘をついてごまかす」「官僚に文書を改ざんさせてごまかす」「意味不明な言動でごまかす」という手法で自民党内のモラルをぶっ壊したのである。下っ端の連中もボスのやり方をそのまま踏襲しただけである。きっと「国民なんてチョロいもんだぜ」と思ってるのだろう。
その自民党と並ぶ二大ウソ政党である維新の会は、万博工事でさまざまな一発芸を披露して国民を楽しませてくれている。350億円の無駄リングのせいで、重機が入れずに会場建設工事ができないらしい。「無駄リング」はみごとに「邪魔リング」へと進化を遂げたのである。さすが維新である。
安倍晋三が国会で堂々とウソを118回も突き続けたことによって、多くの議員達は「国会でのウソは許容範囲」と思うようになった。「あんなのが許されるならオレもOK」というふうに国会議員の倫理基準が崩壊したのである。
裏金問題に関して行われた政治倫理審査会で、自民党の有力議員達が「全く知らなかった」を連発した。もしもその発言が正しくて、あんな明白なことにも気付いていないならよっぽどボンクラだということで即座に秘書を解任すべきである。雇い主である議員の知らないところで巨額のゼニを差配しているのである。オレが秘書の立場ならそのゼニで高級車を購入し、浪費しまくるだろう。もちろん隠し資産を作ることも忘れない。そしてバレればそのまま切られる尻尾になるのではなくて、すべて暴露して議員も巻き込んでめちゃめちゃにしてやるのである。それが嫌なら手切れ金というか口止め料を億単位でくれよということである。
官房機密費とかウラ金の使い道っておおよそそういうことだろう。表に出せないような卑怯な使い方をしているから「不明」なのである。おそらく新藤義孝議員の吉原高級ソープのお金も出所は政治資金なのだろう。愛用のアルファードも政治資金で買ったのかも知れない。政治家というのは本当に美味しい商売である。
国民は政治家を「嘘つき」の代名詞のように捉えることとなった。国民の政治不信は頂点に達し・・・てもないのである。それは日本国民の平均値が世界に冠たる馬鹿のレベルまで自民党の教育行政が押し下げてくれたからである。義務教育諸学校が崩壊し、私立大学生のかなりの割合が試験なしで入学できるようになった今の仕組みの中で、国政選挙の若者の投票率は3割以下である。自分たちが投票してまともな候補者を当選させないといけないのに、多くの国民が無関心で投票率が低迷している状況下で、維新カルトや創価学会カルト、統一教会カルトの組織票と宣伝部隊が大きな結果を出してるのが今の状況なのである。ほんま最悪だ。
すべては安倍晋三の責任だ。彼の精神を受け継いで自民党は極悪組織に成り下がったし、その落ちこぼれを集めた維新の会はより先鋭化して反社そのものという政党になった。国会で藤田幹事長が思わず激高して叫んだ場面を視てるだろうか。あんなところに党の本質が現れるのである。
悪政のすべては安倍晋三から始まった。これだけは間違いないのである。もしも銃撃されなかったら彼はどんな権力を持っていただろうか。無能なボンクラがTOPとして君臨している日本は永久に救われないのかも知れない。
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03月06日(水)
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