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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■自民党議員に告ぐ!




 まさかオレのブログを読んでいる自民党議員など一人もいないと思うのである。だからこのようなタイトルを付けたところで何の意味もないのだが、それでも今回はオレの思うところを書いておきたい。テーマはあの盛山正仁文部科学壺大臣に関してのことである。

 立憲民主党は盛山正仁文部科学大臣の不信任案を提出して、それは自民や公明が反対するから否決される可能性が高いのだが、そこでオレは党議拘束される自民党や公明党の議員に言いたいのである。「おまえらほんまにそう思ってるのか」と。

 もちろん自民党の議員の多くは統一教会にいろんなスキャンダルを握られていて、もしかしたらそれはハニートラップかも知れないし、もっとやばいことかも知れない。今回の盛山大臣の件だってほんとうなら即座に罷免されてもおかしくないような事案であるわけだ。日本の教育行政の頂点に立つ方がなんと統一教会の推薦状を受けてその方針への忠誠を誓っていたわけで言語道断なのである。問答無用でクビにしないといけないような問題なのに、岸田総理はそれをスルーしようとしているわけだ。支持率が落ちるのも当然である。

 もしも自民党議員の中に本当に統一教会と関係がなく、裏金疑惑もなく、まっとうに国民のための政治を志している人が居るならばこの不信任案には賛成しないといけないのである。たとえそれが自民党から除名されることであっても「正義を曲げるわけにはいかない」と賛成した理由を宣言すれば、小選挙区なら次回の選挙でも当選できるだろう。

 ところがそういう自民党議員はいないのである。誰もが裏金をもらってるし、誰もが統一教会から秘書を派遣してもらったり、選挙時のボランティアをしてもらっているのである。だから逆らえないのである。誰も造反しないということは。自民党議員が全員壺議員であり裏金議員であるということである。

 自民党の議員が「こんな腐った組織はもう捨てる!」と離党宣言することは支援者を裏切ることになるのかも知れないが、国民はそれを歓迎するだろう。安倍晋三以前の自民党にはまだ「恥」の概念があった。不祥事がバレれば潔く辞めるという美学があった。ところが安倍晋三はそういう「恥」の概念を見事に吹き飛ばし、国会で嘘を言いまくったのである。そして警察も検察も動かなかった。下関市長選挙ではヤクザに頼んで相手陣営の選挙妨害させるような外道が、自民党総裁であり日本国の総理大臣だったのである。支援者に連邦議会を襲撃させるトランプはド外道だが、安倍晋三もまた憲政史上稀に見る外道だったのである。ヤクザに払う謝礼を渋って火焔瓶を投げ込まれた総理は二度と出ないだろう。

 小選挙区で出ている自民党議員の方で、その地域で真に住民に支持されてるという自信があれば、ここで党を裏切ることが自分を活かすことになる。自民党のまま戦えば逆風吹き荒れるのは確実である。そこで「まともな候補者」として無党派層からも野党からも票をもらえるだろう。

 そんな状況であるにも関わらず「自民党」の集金システムに依存し、利権政治のおかげで喰ってるようなクソどもは盛山大臣の不信任案に反対票を投じるのだろう。情けないがそれが自民党というものである。

 ちなみに維新の会も不信任案に反対するわけだが、その理由は異心の会こそが統一教会本家であり、統一教会と関係しただけの理由で辞めなければならないのなら、統一教会のクリスマスパーティーに欠かさず出ていた維新の馬場代表みたいな100%壺議員たちは困るわけである。党として統一教会とズブズブの維新の会はどちらかというと「統一教会を守りたい」というのが本音である。まあ大阪の人は未だに維新の会の背後に統一教会がいたという事実を知らないし、万博リングを上空から見た写真が統一教会のシンボルマークと酷似しているということも、かつて日韓トンネルを推進しようとしていた連中の中に万博の関係者がいることもわかってないようである。


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02月19日(月)
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