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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■夏の終わりのつぶやき




 やっと涼しくなった。9月ももう終わりとなって初めて「エアコンなしで過ごせる」くらいの朝になったのだが、まだまだ日中は暑いのかも知れない。子どもの頃は8月の終わりに「夏の終わり」を感じていたが、それがほぼ一ヶ月延びているという感覚である。

 猛暑が5月から9月までの5ヶ月間続き、寒波が12月から2月まで続き、快適に過ごせる期間が10月・11月と3月・4月の4ヶ月くらいというのが今の日本の四季ということになる。しかし、春や秋を実感できるのだろうか。オレは以前に日本は四季から二季になったということを書いている。

 ホンダ・S660を所有していた頃、キャンパズトップを外してオープンにして走れるような季節はほとんどなかった。せめて春秋の2ヶ月はそういう季節であって欲しいのだが、残念ながら外す気分にならなかったというのが事実である。

 日本にはオープンカーは似合わない。北海道なら・・・と思ったこともあったがその北海道でさえもこの夏は酷暑に襲われた。もちろん冬の北海道をオープンにして走るのは常識では考えられない。マイナス20度の中をオープンカーで走るような頭おかしい人をオレは想像できないが、もしもそういう人が居るなら教えて欲しい。

 やっと涼しくなったのでウォーキングや登山に適した時期となったのかも知れない。職場の健康診断で出た数値を見る限りでは運動不足は明らかである。体重もあと5キロは減量しないといけない。「夏の終わり」を実感した今、少しでもこの快適な季節を活用して身体を動かすべきである。

 ふだんの生活でオレが一日に歩いてるのは5000歩くらいである。とりあえずはこれを1万歩以上にしないといけない。エレベーターではなく階段を使うとか、余暇の時間はできるだけウォーキングするとか、そうした努力なしに健康は維持できない。夏の終わりに思うことは、運動不足の夏の分をなんとか取り返すことである。

 「いつまでこの暑さが続くのだろう」と少し前までは思っていたが、考えたらいつか冬が来るわけである。さすがに一年中続く猛暑はない。まあそういうわけでやっとこの夏も乗り切れそうなわけではあるが、来年はもっと暑くなるだろう。いつまでこの酷暑の中で日本人、いや人類が耐えられるのだろうかとオレは案じるのである。地球温暖化は異常気象を加速させ、最終的にはこの日本を「居住不可能地域」にしてしまうのかも知れないのである。

 地球はいつまで人類にとって居住可能なのだろうか。その大切な地球を核兵器でめちゃくちゃにしてもいいと思ってる馬鹿な独裁者が世界には存在する。その独裁者を排除して真の民主主義が実現できるのか。その前に人類の終わりが来るのか。オレは夏の終わりにそんなことを考えていたのである。

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09月23日(土)
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