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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■第二自民党はいらない




 維新の馬場代表が自分たちの党のことを「第二自民党」と語ったことが話題になっている。馬場伸幸は立憲民主党や共産党のような勢力を「日本に不要な党」と断言し、政権は第一自民党と第二自民党で争うべきで、自分たちの立ち位置が「第二自民党」だと主張しているのである。

 維新の会というのはもともと自民党の分派である。大阪で自民党の落選議員と地方議員が組んで立ち上げ、当時府知事だった橋下徹を盟主として担ぎ上げ、統一教会の関係者だった松井一郎をその後代表にしたことからわかるように、自民党よりもさらに統一教会と関係が深い政党である。大阪維新の会の本部は当初は統一教会の関連団体の事務所と同じビルにあった。もうコテコテの自民党以上の壺政党なのである。

 自民党は統一教会との関係を断つことが出来ず、山際や萩生田などの壺議員は今も自民党内の幹部である。安倍派の後継者は萩生田で、萩生田が引き継いだらおそらく多くの人達が「萩生田派」なんて呼ばずに「壺派」と呼ぶだろう。

バブル崩壊後の日本に失われた30年をもたらし、日本を貧しくしたのは「自民党」という売国勢力がひたすら間違った政策を続けてきたからである。そして国民はその間違った政策を支持し、自民党と一緒に滅びることを希望している。国家が緩慢な自殺を望んでいるというのが今の日本だ。そのことに気付かない馬鹿がメディアの洗脳で国民の多数を占めているのだ。

 国家の方向性を劇的に変える以外にこの衰退を救う方法はない。それこそ共産党やれいわ新選組が政権を握って、民衆による「無血革命」を実現させるしかないのである。このまま自民党が売国政策を続ければ、おそらく50年後には日本は地球上になくなっているだろう。台中戦争が起きれば戦場は日本になるので、核兵器の一撃で廃墟になるのはもしかしたら10年以内に起きるかも知れない。それを防ぐ方法はただ一つしかない。アメリカの「核の傘」を離脱し、米中ロいずれにも与しない「中立国」の立場を明確にすることである。そのためにはれいわ新選組と共産党が連立政権を築くしかない。

 憲法改正して徴兵制を復活させ、国民の権利を制限していくことを自民党は企んでいる。どうして日本という国家が将来滅亡することを意図しているのか。それは自民党の本質が「売国」であり、統一教会の「しもべ」であるからだ。国民がいつまでも馬鹿のままでいれば、統一教会の搾取もやりやすいし、馬鹿国民はいつまでも選挙に行かず、組織票や壺票で自民党は勝ち続ける。ネット上ではネトウヨ工作員が共産叩きやれいわ新選組叩きの発言を行い、それに馬鹿は簡単に洗脳される。オレのまわりにいる「左翼嫌い」の人達はたいていそういうネトウヨの思想にかぶれている。

 自民党がどうしようもない売国クズ政党なのに、そういう政党がもう一つできるということはどういうことか。有権者の選択肢が「第一自民党」「第二自民党」しかないということになると、もはやそれは「選択」とは呼べないのである。もしもレストランのメニューにうんことカレーがあれば迷わずカレーを選ぶだろう。しかし、うんこしかないということになれば、有権者はあきらめてうんこを選ぶか、それとも投票に行かないかという選択になる。投票率が5割を切ると言う事態はまさに「候補者が全員うんこ」ということがもたらした結果なのである。

 維新の会は日本にもっとも不要なクズ政党である。その構成員の犯罪率は高く、代表は公然と嘘やデマを語る。こんな政党は地上から消し去るしかない。解散命令を出し、幹部全員逮捕してしまえとオレは思っている。巨額のインサイダー取引で活動資金を作り出し、大阪を支配下に収めた維新の会は「反社政党」だとオレは定義している。どうかこれ以上拡散させないで欲しい。

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07月29日(土)
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