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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■投票もしないくせに!
国政選挙の投票率が年々下がっているという。20代以下の投票率はなんと20%台ということである。若者の多くは投票にも行かず、選挙で自分の意思を表明することもないのである。そもそも投票に行かないのは若者だけではない。中高年世代もやはり投票には行かないし、老人も行かない。必ず投票するのは頭おかしい維新信者とか統一教会の手先などのカルトと、オレのような人口比にしてごくわずかの「ちゃんとした国民」なのである。その結果、組織票と宗教票のおかげで自民党は政権を維持し、大阪では自民党2軍である似非改革政党の維新の会が支配しているのだ。
堺市長選挙の投票率は34.1%、そして有権者66.6万のうち維新信者と維新に投票する馬鹿、利権で維新につながる悪人どもの合計は約14万人である。維新の会は住民の2割ほどを信者にすることで地域支配を完成させたのである。大阪府も同様の現象が起きている。2割ほどの住民を巧妙に騙して手懐けて信者にしてしまえば、その信者たちの「推し活」によって議席を維持できるということだ。これが通用するのも低投票率ゆえの現象である。
ただ、このような状況になったのはやはり「投票に行かないくせに不満を垂れる馬鹿」の存在が大きいとオレは思っている。たとえば今奨学金の返済に苦しむ若者は300万人いるという。その全員が奨学金徳政令を公約にしているれいわ新選組に投票するかというと「否」である。返済が苦しい苦しいといいながら、その一方で「れいわ新選組に投票する」という行動はしていない。オレはただひとこと、「アホか」と言いたいのである。それどころか自民党や公明党、維新の会というこれまで自分たちを苦しめてきた元凶のような政党に投票するアホもいる。それはもう単なるマゾヒストなのである。そんなアホまで救ってやらなくてもいいとオレは思うし、投票に行かないアホも救済しなくていいと思うのだ。真に奨学金返済を苦しいと思うなら必ずれいわ新選組に投票するべきだ。
インボイス制度の導入によって、小規模零細事業者への課税が強化される。そんなことに反対なら自民公明維新以外に投票すればいい。それなのに「投票にも行かない」というアホが多いのである。オレははっきり言いたい。選挙を棄権するような非国民は救わなくていい。そんな奴らはみんな滅ぼせ。そんな連中には生活保護支給するな。見捨てろよと過激なことを思うのである。納税よりももっと大事な国民の義務が「投票」だとオレは思うのだ。
もちろんアホが投票する先はろくでもない政党かも知れない。アホがろくでもない政党に投票することによってもっと事態は悪化するかも知れない。しかし。その悪化というのもまた国民の多数が選び取った姿なのである。今は投票に行くわずかな賢い人と、多数の利権につながった悪い人と、洗脳された頭おかしい人によって選挙結果が左右されていて、それが30年間の日本の衰退という結果につながっているのである。
30年間日本を衰退させた無能な連中に一部のアホな国民は投票し続け、そしてそれよりも多数のもっとアホな国民は投票にも行かずに文句だけを言う。あるいは文句も言わずに奴隷のように運命を甘受しして貧困の中で死んでいく。
こんな不公正のまかり通る、このまま行けば戦争で確実に滅ぶこの世の中を変えたいならまず投票しろよ。自民公明維新以外の候補者に投票しろよ。徴兵なんかされたくないならちゃんと投票して「NO」と言えよ。
オレはそのうち死ぬ。もう高齢者になったオレの人生はそんなに長くないから、オレが生きてるうちに戦争が起きなかったらそれで十分だ。でも、オレが死んだ後には必ず戦争になる。自民公明維新が支配する世の中では戦争は避けられない。だって自民党は「集団自衛権」を行使することを宣言し、他国で戦争が起きればそこに混ぜてもらうことを決めたのだから。平和憲法なんてなし崩しに無視されている。そして自民党や維新の会はその平和憲法自体を無くそうとしているのだ。
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06月06日(火)
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