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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■日本はいつ北朝鮮になったのか?
北朝鮮と言えば、国民の生活よりも核開発を優先する軍事国家である。我々日本人はそういう北朝鮮のことを「金正恩に支配されたかわいそうな国」というイメージでとらえている。どんなに国民が餓死しようとおかまいなしだという悲惨な国ととらえているのである。しかし、国民生活よりも軍備を優先する情けない国がもう一つある。それは今の日本である。岸田文雄よ、おまえそういう状況なのをわかってるのか?
孔子は子貢から質問された。「国家の3つの要素である兵・食・信、この3つの中でどうしてもどれか一つを諦めなければならないとすればどれを捨てるか」と。孔子は即座に「兵」と答えた。そこで子貢は質問を重ねた。「では、食と信、このいずれかでどちらかをどうしても諦めないいけない場合はどちらを捨てますか?」孔子は「食」と答えたのである。子貢は「そんなことなら民が飢え死にしてしまいます。」と言った。すると孔子は「信なくんば立たず」(為政者への信頼がないならば国家そのものが成り立たない」と答えたのである。
今、日本の政治に「信」はあるだろうか。自民党が長年にわたって統一教会の手先となって日本国民から搾取することを手助けし、安倍晋三はその広告塔まで努めていた。どこにも「信」などない状態であった。日本は国家としてなり立っていなかったのである。
そして今、政府の金融政策の招いた物価高の中で国民が窮乏し、「食」もなかなか維持できなくなっている。そんな状況下でありながら真っ先に「防衛費の倍増」を宣言した岸田文雄の愚かさを国民はどう受け止めるのか。
日本は「敵基地攻撃能力」を手に入れることになる。それもアメリカの旧式の兵器を相手の言い値で買わされるという形である。それはただ単に日本人の財産から収奪してアメリカの兵器産業に貢ぐだけである。信者を騙してゼニを巻き上げて北朝鮮の軍備拡張のために支援してる統一教会と、国民を騙してゼニを巻き上げてアメリカに貢いでる自民党政府と、やってることはほぼ同じである。
今、国がするべきことはそんなことではない。わざわざ増税までしてやるべきことでは絶対にない。愚かな国民が何も考えずに選挙を棄権したり自民党や公明党に投票しているからこんなことになるのである。
どうして中国や北朝鮮は日本に向けてミサイルを撃ってくるのか。それはアメリカを直接攻撃すると自国に核兵器による報復があるからだ。だからアメリカの代わりに日本に向けて核兵器を撃ち込むのである。日本は「攻撃してもたいして反撃してこない弱い国」ということなのである。そこで「だったら日本も核武装して・・・」となるのが対抗策である。しかし、被爆国の日本でそんな主張が認められるわけではない。日本は積極的に核廃絶を叫ばないといけない国家であるとオレは思っている。
そうすると日本はどうしたらいいのか。日本とアメリカの同盟関係を完全に廃棄して日本から米軍基地を消滅させることである。そうすれば中国にも北朝鮮にも日本を攻撃する大義名分がなくなるのである。
今の日本の政党の中で、この「日米同盟廃棄」を考えてるのは共産党とれいわ新選組しかない。オレは共産党の幹部は頭が時代遅れすぎてダメだと思ってるのでそうなると支持する政党はれいわ新選組しかないのである。
オレの非武装中立論に対して、「だったら攻撃されたらどうするんだ?」いう反論が必ず返ってくるわけだが、現代の世界で侵略のための戦争をおっぱじめるようなクソ専制軍事国家は中国しかない。その中国の狙いは台湾であり、米軍はその台湾有事の際には日本を戦場にして日台連合軍と、中国人民解放軍を戦わせようとしているのである。そのために日本にゼニを使わせてアメリカの武器を買わせたいのだ。
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12月16日(金)
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