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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■台風が秋を連れてきた
台風14号は史上4番目の勢力で鹿児島県に上陸し、秋の連休を直撃した。その連休に旅行を予定していた人たちは新幹線や飛行機が止まり、旅行に行けないとか家に帰れないとかさまざまなアクシデントに見舞われた。連休明けの9月20日の朝にオレが感じたのは「秋になったなあ」という爽やかさだった。季節の変わり目は突然に訪れることもあれば。気がつかないうちにやってくることもある。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(秋が来てしまったと、目にははっきり見えないけれど、風の音で秋が来たことに自然にはっと気がつくことだよ。)
まあ今年の秋は、「台風」というはっきりと意識される形でやってきたことになる。
リビングに置いてあるIKEAで購入した温度計は、エアコンを入れてるときは27度になるようにしていた。エアコンの設定温度を26度にしているとその温度計はいつも27度を指している。冷やしすぎないように、扇風機と併用してぎりぎり快適な温度として設定していたわけだが、その温度計も23度くらいまで下がり、風呂上がりのパンイチ姿ではかなり肌寒い状況となったわけである。
職場ではまだ教室にエアコンが入ってる。生徒は寒そうにしているが、オレは長袖のボタンダウンや上着を羽織っている。少し肌寒い位の方が仕事がはかどる。
クルマを運転してるときは、エアコンのスイッチを入れたり切ったりである。入れてると寒くなるし、切ってると少し暑く感じることがある。そういうわけで中途半端に入れたり切ったりしているのである。オートエアコンなんだからそういうときは設定温度を23度くらいにして放置するのがいいのだとは思うけれども。
日本には四季がある。しかし、最近はいきなり暑くなっていきなり寒くなることが多くて、「四季」ではなくて「二季」になってしまったということをオレは過去に記事に書いたことがある。爽やかで涼しい時期は一瞬だ。
以前にオレはホンダS660というキャンバストップの2シーターに乗っていた。オープンにして走って気持ちいいのはほんのわずかな期間だけであり、日本の気候にはオープンカーは向いていないとつくづく思ったからこそたった4年3ヶ月で手放したのである。オレにとってのマイカーの最短保有期間だったということになる。
どうせすぐに冬が来る。この短い秋の間にその爽やかな空気を満喫できるだろうか。オレは休日にどこに出かけようかと思うのだった。この秋は京都大学11月祭は例年通りに開催されるのだろうか。
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09月22日(木)
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