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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■日本の未来について
オレは将来の日本についてかなり悲観的な見通しを立てている。まず1番目のパターンとして今回の参院選で自民党公明党維新の会が勝ち、与党の体制が3年間継続するとどうなるか。憲法が改正され、自衛隊が海外出動できるようになる。台中戦争が起き、当然のごとく日本はそこに派兵し、中国は日本にある米軍基地を叩く、あるいは兵站を断つ目的で日本にミサイルを撃ち込むだろう。大阪や東京という大都市に核兵器が撃ち込まれるかも知れないし、そうなるともう降伏以外の選択肢がない。結果として国土の半分くらいが焦土となり、中国の属国として生き残ることになる。それが与党勝利の先にある姿である。
では2番目として、ありえないことだが維新とか立憲が勝つとどうなるだろうか。維新の会と立憲民主党は立ち位置は違うのだが、この両者は基本的に売国政党である。どちらも中国に日本の国土を売り飛ばすことを目的としているわけで、戦わないでそのまま中国に実質的に支配される道を選ぶのである。アメリカの同盟国でありながら、実際は中国に多くの土地を保有され、実質的に政治は中国政府の息が掛かった売国議員によって動かされているという絶望的な状況になる。
そして3番目はもっとも可能性が低いのだが、れいわとか共産党が政権を握るとどうなるか。日米同盟廃棄、そして中国とも距離を置き、核兵器禁止条約に加盟して「誇りある非同盟国家」という姿を選択することになる。台中戦争が起きると日本政府は「不干渉」の立場を貫くことになる。最終的に台湾が負けるのはロシアのウクライナ侵攻と同じであり、台湾からは大量の難民が南西諸島や沖縄、そして日本本土にやってくるだろう。もちろん日本政府は超法規的にそれを受け入れることになる。さて、オレの示した3つのシナリオのうちどれが一番マシだろうか。日本が今の独立国家としての形を残せるのは3つめのパターンしかないということになる。
この3つのパターンの中でもっとも日本国民にとって悲惨なのが1番目である。日本が軍備拡張していくというのはそういうことなのだ。しかし国民の多数派は馬鹿なのでその破滅に向かって進んでいくのである。オレは1のパターンを避けるために、息子たちには日本を捨てることを勧めようと思っている。オレのように老い先短い人間は別だが、未来のある人間は早めにこの日本という馬鹿国家を見捨てた方がいい。ここまで政治家が無能だと1番目のもっとも悲惨なパターンしか想像できないのである。
オレは3の未来を手に入れたい。だかられいわ新選組を支持するのだし、それこそが日本国家の生きる道であると思っているからである。オレはロシアの侵略戦争を支持しないが、かといって今のNATO体制を100%支持しているわけでもない。極めて懐疑的に受け止めている。
選挙によって国民は日本の将来を選択する。自民党公明党維新の会国民民主が推進する「憲法改正」とは。基本的人権や国民主権を無くし、緊急事態条項さえ出せば政府がなんでも自由にやれるようになるというものである。日本がGDP2%の防衛費を目指すとしたら、最終的には世界第三位の国になる。この狭いわずかな国土に、世界第三位の強大な軍事力を国民が与えしまうのである。それを脅威と思った習近平は「先制攻撃で日本を叩け」と判断を下すだろう。
改憲4政党に投票する人たちというのはそれがどれだけ間違った選択であるかがわかっていない。まあ消費税をもっと上げて下さいと希望している点で救いようのない馬鹿である。「私は消費税増税反対だが自民党に投票する」というのは馬鹿と言うよりは無知そのものである。それが健康にいいと思って喫煙しているレベルの惰弱である。
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07月06日(水)
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