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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■血圧との長い戦い
オレは今、血圧を下げる薬を飲んでいる。飲み始めてから3ヶ月くらいなんだが、一時期最高150〜最低100という状態だったのが、110〜70というレベルに劇的に下がったのである。
血圧を気にするようになったのは数年前からで、そのときにかかりつけ医師は「まず塩分を減らして生活習慣を改善することです」という判断を下し、かくしてオレは毎日のように血圧をはかるようになった。オムロンの電子血圧計も購入した。夏場にはやや低く、冬場には高く、135〜90というレベルで推移していたのである。「下が高すぎる」ということは何度か言われていた、
最高血圧は時に150を超えることもあり、計り直せば135くらいだったりするのだが、ともかく高めの状態が続いてるのは事実なのでついに薬物の力に頼ることとなり、オレはかかりつけ医師から「アジルバ」という薬を処方されたのである。一ヶ月ほど飲み続けた結果、血圧は劇的に下がった。オレは「もう血圧も下がったし、この薬はもうやめていいですか?」と質問した。すると「いや、そんな簡単に辞めたらダメです」ということだった。オレは諦めて飲み続けた。
また一ヶ月経って、血圧は下がったままの状態だったので「もうやめていいですか」とまた質問した。すると「薬の量を半分に減らしましょう」ということになった。それで少し小さめの粒になったアジルバ錠を飲んでいるのである。次はさらに減らすのだろうか。それにしても一生この薬を飲み続けるというのもなんか悔しいのである。肉体が薬物に置かされてるような気がするのだ。副作用はないのだろうか。
オレには十二指腸潰瘍という持病があり、そのためにタケプロンという薬を飲んでいた。それは今はジェネリックの薬に置き換わって薬価は下がったが、一日でも飲み忘れると胸焼けがしたりするので結局そのまま止めずに飲んでいる。おそらくこちらは死ぬまで付き合わされるのだろう。ただ、そのおかげで潰瘍が再発しないのだとしたら、それはそれでいいことである。何しろオレは除菌したはずのピロリ菌がいつのまにか復活していたし、一番可能性のあるリスクは胃がんなどの可能性なのである。ストレスが発生する職業だから仕方ないのだが。
長期間血圧が高い状態が続くと、血管がダメージを受けて他の様々な病気になる可能性が高いという。だから血圧を下げることは効果があるということなんだが、副作用は本当にないのだろうか。
血管の病としてオレが一番恐れるのは心筋梗塞とか脳梗塞といった病気である。脳梗塞ということになればオレのような頭脳労働者にとっては致命的なダメージだろう。運動機能の障害も困るが、大切な記憶がふっとんでしまうというダメージは大きすぎる。そういうわけでリスクを減らすための健康管理というのは大切なのである。
体重を減らすこととそのために間食をやめることというのも必要なのだろう。オレはお菓子が好きなのでそういうことは実に悲しいのである。食後に食べるアイスは至福の時間だと思ってるし、ケーキやシュークリームも好きである。
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05月25日(水)
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