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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ラブホテルをいじめるな!
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少し前のことだが、仁徳天皇陵(今は「大仙古墳」と呼ぶらしいが)の近くで旅館と偽ってラブホテルを経営していたとして「アダージョの森」というラブホテルが風営法違反(禁止地区営業)容疑で摘発された事件があった。もともとその付近は昔からのラブホテル街だったのでオレはかなり不思議に思ったのである。この地域は風致地区ということになっていて、1978年の風営法改正以降、新規のラブホテルの営業ができなくなっているらしい。そうするとオレがラブホテル街と思っていたそのホテル群はそれ以前から営業していたホテルということであり、今回摘発された「アダージョの森」はそれ以降に建てられたからということらしい。またこの「アダージョの森」がラブホテルと認定された理由は室内に大型の鏡があったからだという。どうもこじつけのような感がしてならない。
そもそも旅館とラブホテルの違いは何だろうか。そして、どうしてラブホテルは規制の対象になってしまうのだろうか。それはラブホテルという健全なアミューズメント施設に対する政治権力側の不当な弾圧のような気がするのだ。パチンコ屋やソープランドを古墳の近隣に設置させないのならよくわかる。しかし、ラブホテルのどこがいけないのか。ラブホテルこそは日本文化の一つの頂点であり、世界に誇れるすばらしい観光資産であるとオレは思うのである。こんなに設備が充実していて清潔でしかも低料金の宿泊施設が他の国にあるだろうか。しかも防犯ビデオやカメラが客をしっかりと撮影しているので、仮に犯罪が起きてもすぐに映像から犯人が割り出されるのである。宿泊客はいつも監視されているのだ。これほど安全な施設が他にあるだろうか。
気になってオレは「ラブホテル」「風営法違反」で検索をかけてみた。するとこんな新聞記事が見つかった。産経新聞の記事を引用しよう。
「偽装ラブホテル」を家宅捜索 大阪府警 2010.2.21 19:27
一般のホテルとして許可を受けながら実際はラブホテルを営業していたとして、大阪府警保安課と都島署などは21日、風営法違反(禁止区域営業)の疑いで、「ホテルもしもしピエロ」のNEO桜宮店(大阪市都島区)と泉大津店(大阪府泉大津市)、両店舗の経営会社(同府岸和田市)の事務所を家宅捜索したと発表した。
捜索容疑は今年1〜2月、風営法で営業が禁止されている区域で、室内にSM器具を設置するなど、事実上のラブホテルとして営業していたとしている。
府警によると、捜索は20日午前から約6時間にわたり実施。行政の立ち入り調査時にはSM器具を隠すよう従業員に指示する内容のメモも押収しており、府警は両店舗がいわゆる「偽装ラブホテル」だったとみて、実質経営者の男(41)から事情を聴いている。
「もしもしピエロ」は関西に計5店舗あるが、捜索を受けた会社はNEO桜宮、泉大津、岸和田の3店を経営している。
オレはびっくり仰天したのである。桜宮といえば大阪でももっとも有名なラブホテル街であり、そこにある「もしもしピエロ」というのは豪華な料理が提供されるということで有名な超人気ホテルのはずだ。あの場所が「禁止区域」だっただなんてひどいじゃないか。あんな桜宮を代表するホテルが「偽装ラブホテル」だったとはどういうことか。だったらあそこで営業しているホテルはほとんどみんなアウトじゃないか。オレにとって桜宮という場所は天下御免のホテル街であり、そこに建てられた普通のマンションや個人住宅の方こそ「空気の読めない場違いな連中」だったのである。そこが禁止区域だという。なんてことだ。この警察による営業妨害は大阪からラブホテルをなくそうとしているとしか思えないのである。もしも大阪のラブホテルがなくなればどうなるだろうか。どんな困った事態が発生するかとオレは危惧するのだ。
そもそもなぜラブホテルが存在するのか。それは日本の貧困な住宅事情を反映している。狭い家に家族がひしめき合っていた日本では、恋人たちや夫婦が二人きりの空間を確保することがなかなか困難であった。そんなカップルにとって、低料金で利用できるラブホテルはきわめて便利な施設として迎えられたのである。
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10月11日(月)
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