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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■やめろ、国債なんか買うんじゃない!
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 1万円に対して、もらえる利息が一年でたったの19円しかない満期3年の個人向け国債が好調な売れ行きだという。オレにはそんな低金利のものを買う感覚がわからないのだが、購入者はそんな超低金利でも「普通預金よりもマシ」と思ってるのかも知れない。しかし、そうやって国債を買うことで日本の景気がますます悪化することに気づいてるだろうか。今の日本の巨額の借金状況を思えば国債が順調に売れてはならないのだ。むしろ国債の入札が不調に終わってこそ景気回復のチャンスなのである。それは金融不安で暴落したユーロを見ればいい。ユーロ安は欧州経済にとってかなりプラスである。欧州の輸出産業は今のユーロ安でかなりの利益を得ているわけだ。こんなにユーロが下げてるのに日本で売られているベンツやポルシェの値段はちっとも変わらない。どれだけヨーロッパの輸出産業がボロもうけしているかわかるだろう。その一方で日本の輸出企業はこの円高で利益を激減させているのである。

 まず3年ものの個人向け国債が人気を呼んでるというニュースを朝日新聞から引用したい。

満期3年の個人向け国債発売 固定金利・1万円から 2010年6月13日19時1分
 財務省が4年ぶりに個人向け国債の新商品を売り出した。「満期3年・固定金利」で、1万円から買えるのが特徴。「気軽に買える」とアピールし、一般の人に買ってもらうのが狙いだ。ただ、国債は国の借金。買う人は国の財政状態に目を配ることも必要だ。
 新商品は3日に発売され、銀行や証券会社の窓口で買うことができる。買って3年持っていれば元本は戻り、半年ごとに利子がもらえる。初回に売り出したものは年利0.19%。ところが、「リーマン・ショック後、比較的安全な運用先として、金利の割には売れ行きは順調」(日興コーディアル証券)という。
 これまで、個人向け国債は満期が5年や10年の商品を年4回発行していたが、新商品は満期3年で毎月発行する。1万円から買え、1年たてば、途中の解約もできる。
 日本銀行の統計によると、国の借金である国債は2009年末で約830兆円発行されている。うち銀行など預金を受けつけている金融機関が約340兆円、保険会社や年金基金が約170兆円、政府や自治体が約90兆円を持っている。個人は約4%にあたる35兆円しかなく、海外の投資家の約50兆円より少ない。
なぜ財務省が個人に買ってもらおうとしているかというと、国債を満期まで安定して持ってくれると考えているからだ。銀行などは国債を金融市場で売買しているが、個人向け国債は市場で売れず、いったん買ったら満期まで持って金利を受け取ることが多い。財政危機に陥ったギリシャのように、国債の市場価格が急落(金利は上昇)しても、個人向け国債は投げ売りされる恐れがあまりない。
 日本の国債は大半が国内で買われ、ギリシャのように海外の投資家が一気に売っても影響が少ないと言われている。今は貸出先がそれほど増えないため、国債で資金運用する銀行も多い。ただ、景気が回復して融資を求める企業が増えれば、銀行が国債の保有を減らす恐れがある。
 「借金大国」の日本としては、安定して国債が発行できるよう個人にもすそ野を広げたいのだ。ただ、国の借金が増えれば、個人も不安になって国債を買うのを控える恐れがあり、政府は財政再建の道筋を示す必要もある。(福田直之)

 個人が自分の貯蓄を株式投資したり銀行に預けたりせずに国債の購入に充てれば、そのゼニは経済の中でちっとも循環しない死に金となってしまうのである。そうして3年間も購入者の手元で寝かされてしまうわけだ。(もっとも国はそのゼニを使っていろんなことができるということなんだが、どうせ国の使い方なんてクソである。意味のないダムを造ったり、有力政治家の地元に使わない施設をじゃんじゃん造ったり・・・)


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06月14日(月)
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