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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■個人投資家は今が投資のチャンスである。
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 ギリシャの財政不安が欧州諸国の財政不安に直結するという恐れからニューヨーク株式市場は4日連続で大きく値を下げた。このまま1万ドルを割り込みそうな勢いである。当然日経平均にもその影響は出ている。企業業績が回復しつつあり、株価もかなり上昇してきたのに、ギリシャのせいで思わぬとばっちりである。しかし、欧州の経済規模も小さい小国の国債がたとえデフォルトしたところで、それが日本や中国の経済に与える影響はたいしたことないはずだ。それなのに今、欧米の投資家は過剰にリスク回避の動きに走っているのである。原油も値下がりして金価格が上昇している。

 この影響でせっかくじわじわと上がってきた日経平均も1万円を割り込むかも知れない。しかし、日本株は今かなり割安な水準にある。東証一部でさえ配当利回りが5%をこえている株がゴロゴロしている。当面使う予定のない資金で長期投資を考えるならば、今ほど恵まれた時期はないのである。値上がりしてから後追いして買うのは下手くそだ。本当に上手な投資家はこんな局面で果敢に優良株を拾っていくものである。

 たとえば持ち帰り弁当のほっかほっか亭を運営するハークスレイ(7561)は配当利回りが6.43%でしかも優待でお米券3キロもつく。5/7時点の株価は622円だから6万2200円+取引手数料で、年間4000円の配当金とお米3キロがこれからずっともらえるのである。欧米の株価下落とほっかほっか亭の業績にいったいどんな関連があるだろうか。景気が悪くなればこれまで高級レストランでランチをとっていたサラリーマンがほか弁に変更することも増えるだろうし、むしろ追い風である。

 靴小売のチヨダ(8185)は配当利回りが6.69%で、2割引の株主優待券が年間に10枚もらえるのだ。ここは5/7の終値が1195円だから、11万9500円+取引手数料で、年間8000円の配当金と株主優待割引券がもらえるのである。靴を買うときに2割引はかなりでかい。1万円の靴が8000円で買えてしまうのである。

 関西地区でドラッグストアを展開するキリン堂(2660)は配当利回りが5%である。関西地区シェアは20%を超えていて、調剤併設化を積極推進中であり創業者が社長復帰して業績のテコ入れをはかっている。5/7の終値が400円でしかも100株単位で購入可能なので4万円で株主になれる。年間配当は2000円である。

 配当利回り5%を少し割り込んだ辺りには、誰もが知るような大企業が登場する。たとえば みずほファイナンシャルグループ(8411)の配当利回りは4.7%だ。金融不安のせいで銀行株はどこも2年前の1/2〜1/3の水準まで暴落したので、こんな高配当株が出てきたのである。みずほFGの株価はなんと170円だ。

  小野薬品工業(4528)の配当利回りは4.65%だ。糖尿病の新薬を開発していることや、高齢化社会の進行を考えれば業績は今後も伸びる可能性が高い。それなのに全体の暴落に連れ安しているのである。申請中のアルツハイマー病の新薬が承認されればさらに株価は上昇するだろう。年間配当は180円である。5/7の終値は3870円だから38万7000円あれば最低単位の100株が購入できる。その場合の配当金は年間1万8000円である。他の薬品株では武田薬品工業も配当利回り4.6%である。

 かなり原油価格に連動することや、為替リスクもあってちょっと怖いが石油元売り大手の 東燃ゼネラル石油(5012)も4.89%という高配当銘柄である。最低投資単位が大きくて、5/7終値で776円、つまり77万6000円ないと株主になれないのだが、年間の配当金は実に3万8000円もある。定期預金などふっとぶような利率である。東燃ゼネラルも昔は1300円位していたが、今はその半値近くまで下がっている。しかし配当金は据え置きである。こういうのはどう考えてもお得である。


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05月09日(日)
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