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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■インサイトはプリウスを超えたか?
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 ホンダが2月6日に発売したハイブリッドカー、インサイトがなんと10日ほどで1万台以上の受注を受けたそうである。週末、ホンダの販売店はかなり来客で賑わっていた。自動車メーカーが軒並み赤字決算を発表して「クルマが売れない」と困ってる中で、こうして人気があるということはそれだけ商品に魅力があるからだ。

 これまであまり燃費のよくないクルマばかり乗ってきて地球温暖化に手を貸してきたオレも、そろそろエコカーに乗るべきだろうかと考えていた矢先に発売されたこのインサイトだが、オレが買いたくなる大きな理由がある。それはこのインサイトの大きさである。車両外寸が4390×1695×1425mm となっていて、横幅が5ナンバー枠に収まっていることだ。しかも全高が1425mmと低い。これはオレにとってかなり大切なことである。オレは背の高いセダンが嫌いなのである。ちなみにプリウスは 4445×1725×1490mm である。横幅が3p、全高が6.5pもでかいのである。どうみても外観はインサイトの方がカッコよく見える。もちろん天井が低いと言うことは後席の居住性が悪くなるということだが、オレは後ろに座ることがないので関係ない。

 ネットでいろんな記事を眺めていて、こういうインサイトに関する記事を見つけた。

【ホンダ インサイト 新型発表】燃費チャレンジで26.4km/リットル 2009年2月19日  
 ホンダは18日、報道関係者向けにハイブリッドカー『インサイト』の試乗会を開催。そのなかで、横浜の市街地を利用した燃費チャレンジがおこなわれた。
燃費チャレンジは、参加媒体8社よりおこなわれ、コースはおおよそ市街地走行が3分の1、首都高速を3分の2、走行するといったもので走行距離は25km。
インサイトには、アイドルストップ時間の延長やエアコンの省エネ制御、エンジン出力や回転を抑えるなど、燃費を優先するモードへ切り替わりエコドライブをサポートする「ECON」ボタンが装備される。
いずれの参加者も、ECONモードをONの状態で参加、トップの成績は、26.4km/リットル。2位は25.5km/リットル、3位は25.4km/リットルとなった。
印象としては、交通の流れを読んだスムーズな運転を心がければ、特殊なテクニックを必要とせず、素直に燃費に反映されるといった感じ。クルマに慣れるとさらに好燃費をだせそうな雰囲気だ。
インサイトのカタログ燃費は、JC08モード走行で26.0km/リットル、10・15モード走行で30km/リットルを達成しているが、参加チームがいずれも20km/リットルを超える燃費を記録しており、トヨタ『プリウス』の実用燃費(19.1km/リットル:『e燃費』参照)との比較が気になるところだ

 なんと、試乗会で記録されたインサイトの燃費が、平均25km/リットルもあったという。これはものすごく魅力的な数値である。プリウスの実用燃費が19.1km/リットル(『e燃費』参照)ということだからもしかしたらインサイトの方が上かも知れないのだ。車両重量も大人一人分インサイトの方が軽いわけで、その分だけ燃費がよくて当然である。価格にして約40万円プリウスよりも安く、燃費にはさほど差がないどころかむしろインサイトの方が燃費がいいということになれば、これまで「ハイブリッドカーは欲しいけどガソリン代で元が取れるまでに時間が掛かりすぎ」と思っていたケチなドライバーたちも「これならすぐに得になる」と購入意欲がわくだろう。

 インサイトの売れ行きが好調であることが業績に反映すると予測されたのか、ホンダの株価もじりじりと上昇中である。発売日の2月6日には2170円から2255円と85円も上昇した。日本株が年初来安値を更新し続けるという地合の悪さの中でも堅調にじりじりと値を上げているのだ。


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02月20日(金)
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