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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■何もしなかったオランウータン
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 福田首相が自慰をした・・・・じゃなかった辞意表明をした。といきなり誤変換してしまったが、考えたらこの一年間の何もしなかったあのオランウータン顔のおっさんの総理というのは、自慰以外の何ものでもなかったのかも知れないぜ。とりあえずアサヒコムの記事を引用しよう。

福田首相が辞任表明 公明と対立、「ねじれ」も展望なし 2008年9月1日22時37分
 福田首相は1日夜、首相官邸で緊急に記者会見し、辞任する考えを表明した。衆院解散・総選挙の時期やインド洋での給油継続のための補給支援特措法の延長問題などをめぐって公明党との路線対立が露呈。対決姿勢を強める民主党との間で「ねじれ国会」を乗り切る展望が開けず、これ以上の政権維持は困難と判断した。昨年9月の就任から1年に満たない辞任表明。自民党は後継を選ぶ総裁選に入るが、麻生太郎幹事長が軸になるとみられる。
 首相は会見で「先の国会では民主党が重要案件の対応に応じず、国会の駆け引きで審議引き延ばしや審議拒否を行った」とし、「今度開かれる国会でこのようなことは決して起こってはならない。そのためにも体制を整えた上で国会に臨むべきだと考えた。新しい布陣のもとに政策の実現を図って参らないといけないと判断し、辞任を決意した」と理由を説明した。
 この時期の辞任表明については「国会の実質審議入りには時間がある、国民にも大きな迷惑がかからないと考え、この時期を選んだ。今が政治空白をつくらない一番いい時期だと判断した」と述べ、秋の臨時国会召集前に決断したことを強調した。
 公明党が年末年始の解散・総選挙を視野に補給支援特措法の再議決に難色を示し、経済政策でも赤字国債発行につながる可能性の高い定額減税を主張するなど、同党との距離が広がっていた。首相は「自公政権が順調にいけばいい。しかし、私の先を見通す、この目の中には決して順調ではない可能性がある。不測の事態に陥ってはいけないとも考えた」と語り、公明党とのすれ違いが辞任決断の背景にあることもにじませた。辞任を決断した時期については、総合経済対策のとりまとめを受けた先週末だったことも明らかにした。
 首相は、政治資金や年金記録問題、防衛省の不祥事などをあげ、「次から次へと積年の問題が顕在化し、その処理に忙殺された」と振りかえった。その一方で、道路特定財源の一般財源化や消費者庁設置構想など自らが手がけてきた政策を「だれも手を付けなかった国民目線での改革」と位置づけ、「最終決着はしていないが、方向性は打ち出せた」と述べた。
 福田首相は昨年9月、安倍前首相の突然の辞任を受けて首相に就任。「ねじれ国会」打開のため、民主党の小沢代表との大連立を狙ったが、小沢氏が民主党執行部の反対にあい、不調に終わった。
 補給支援特措法や、ガソリン税などの暫定税率を復活させた税制改正関連法などを成立させるため、衆院の3分の2による再可決に踏み切った。ただ、日本銀行総裁人事では迷走し、支持率も低迷。政権浮揚が期待された7月の北海道洞爺湖サミット後も支持率があがらず、与党内からも「福田首相の下では総選挙を戦えない」との声があがっていた。
 首相は局面を打開するため、先月2日に改造内閣を発足させたが、支持率は低迷。新内閣で起用した太田農水相に事務所費の問題が浮上するなど厳しい政権運営が続き、安倍前首相と同様に政権を途中で投げ出す形になった。
 首相は会見に先立ち、首相官邸で麻生幹事長と会談し、自民党総裁選の準備に着手するよう指示した。同党はこれを受け、臨時国会前に総裁選を実施する。12日に予定されていた国会召集は先送りされる公算が大きい。新首相が選出されれば、新首相のもとで年内に解散・総選挙に踏み切る可能性も出てきた。
 福田首相は就任前の昨年9月の記者会見で、首相の「辞め方」について問われ、「出処進退はきちんとしなければいけない。総理大臣の場合は、日本全体のリーダーなので極めて重い」と述べたうえで「退陣の時期を決断するのは、大変重い決断だ。このことに、政治家はすべてを賭けてもいいと思っているくらいだ」と語っていた。


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09月02日(火)
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