ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
[18824898hit]
■高速道路は夜にぶっ飛ばせ!
ブログランキングの投票いつもありがとうございます。クリックすれば今のランキングが何位かを確認できます。
大学生の頃や、就職したばかりでまだ貧乏だった頃、オレはクルマで旅行するときはいつも真夜中に移動した。信州に行くのに、昼間に高速道路を走ると渋滞してるしゼニも掛かる。それで真夜中に一般道路を走るのである。大阪から西名阪道路、名阪国道と亀山まで来て、そこで国道1号線に降りて、あとはずっと一般道を走るのである。それでも朝までには悠々と諏訪に着くことができた。オレが長期の休暇の時はいつも滞在してた諏訪湖ユースホステルに行くとき、いつも真夜中のドライブをしていたのである。そうすれば必要なのはガソリン代だけである。九州に行くときも真夜中の国道2号線をすっ飛ばしたのである。
さすがに結婚してからはちゃんと昼間に高速道路を走るようになった。真夜中にクルマで走るとみんな疲れてしまうからである。ワンボックスカーでみんな寝ていくのなら関係ないけれども。そのために出費がかさむようになった。高速代はガソリン代くらいかかるのである。家族旅行のたびに、「なんでこんなに高速代は高いのだ!」とオレは嘆いていたのである。
しかし、このニュースを聞いてオレは複雑な心境になった。安くなるのはいいが、まさか家族旅行で真夜中に走るわけにもいかない。それにしてもこの安さにはびっくりである。これなら帰省客とかが真夜中に走るようになるだろう。また、真夜中に走るクルマが増えるということは、その分昼間に走るクルマが減少するということになり、混雑が緩和されるという効果も生み出すに違いない。なんとすばらしい政策だろうか。
高速料金値下げ、深夜帯や地方が対象 国交省発表2008年8月29日
国土交通省は29日、総合経済対策に盛り込まれた高速道路料金の引き下げ措置の概要を発表した。平日深夜の割引率を拡大するほか、地方では観光振興を狙って休日昼間の割引も導入する。引き下げ措置は10月から約1年間導入し、一部は9月中旬に前倒しで実施する方針だ。
国交省の計画では、すでに平日深夜割引を実施している東日本、中日本、西日本の高速各社の道路で、割引率を今の4割から5割に拡大。割引時間帯も現行の午前0時〜4時に加え、午後10時〜午前0時を3割引きとする。
休日昼間の割引は、東京、大阪近郊の大都市を除く地方部が対象。午前9時〜午後5時の走行距離100キロまでを半額とする。現在、割引運賃を導入していない本州四国連絡道路も引き下げ対象にする。引き下げの原資は今年度当初予算で計上した1千億円で、上積みはしない。今後、この計画を基に高速道路各社と調整し、最終決定する。
割引対象は自動料金収受システム(ETC)利用者に限られる。高速道利用車両のETC普及率は都市部では70%を超えているが、鹿児島53.7%、北海道60.2%と低い地方もある。装着率でみると関東、近畿圏は30%台だが、東北12.8%、九州14.4%にとどまる。「経済効果」も地域によってばらつきそうだ。
一方、国交省は今年度中に首都高速と阪神高速に導入する予定だった距離別料金制度について、1年ほど延期することも決めた。長距離利用が多く実質値上げとなる運輸業界が反発していた。ただ、実験的に導入している夜間、休日の割引は当面継続するという。
この深夜割引だが、一年間といわずに永久にやってくれ!ついでに阪神高速の距離別料金なんか永遠に導入しないでくれ。そしてこの深夜割引は、世の中の夜遊びするオッサンたちにもまた福音なのである。つまり、遅く帰る口実を作ったということである。高速道路が安くなる深夜までわざと遊んでいて時間をつぶしたということで、遅く帰れる口実を作ることにつながるのである。「高速代が安くなる!」という正当な理由は、口うるさい妻たちを納得させるのに十分な理由となるだろう。そういうわけで夜遊びの時間も増やせるのである。もっとも運転する以上、飲酒はできないのだが。
[5]続きを読む
08月30日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る